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【映画レビュー】「MESSI/メッシ―頂点への軌跡―」(原題「Messi」/2014 スペイン・アルゼンチン) [映画]

【映画レビュー】「MESSI/メッシ―頂点への軌跡―」(原題「Messi」/2014 スペイン・アルゼンチン)
 世界一のサッカー選手であるメッシ。同作は、生まれ故郷のロサリオで少年時代を共に過ごした人々から、メノッティ、クライフといったサッカー界のレジェンド、FCバルセロナのフロント、そして、やがてチームメイトとしてプレーしたイニエスタ、ピケ、マスチェラーノといった面々が、メッシについて語り合うというストーリーを軸に、再現映像や、幼少期の実際の映像が挿入されている。
 先天性のホルモン異常で背が伸びないというハンデがありながら、サッカーの素質は一級品であるメッシ。しかしその持病の治療費が払えないと、アルゼンチンで受け入れてくれるクラブはなく、その才能に目を付けたバルセロナへの移籍話が持ち上がる。
 しかし、バルセロナへの移籍も順調ではなかった。それまでの父親をはじめとする家族の葛藤も描かれている。
 バルセロナで名を上げ、アルゼンチン代表にも選出されるが、いきなりラフプレーで退場の憂き目に遭う。一見、順調にも思えるメッシのサッカー人生は平坦なものではなかった事実が示されている。また、激高してボールを観客席に蹴り込むといった人間臭い一面も見せる。
 バルサでは、ロナウジーニョやチャビ、イニエスタなどの助けもあり、遂にチャンピオンズリーグで優勝を果たす。
 同作製作時点では、メッシはワールドカップを手にしてはいない。しかしその8年後、アルゼンチン代表キャプテンとして、世界一の座に着く。何かとマラドーナと比較され続けたメッシのサッカー人生だが、ようやく“神”に近付いた。
 メッシのサッカー人生も最終章に近付きつつある。メッシがどういう幕引きをするのかという興味と同時に、貴重な“記録映画”として、サッカー好きならば、見ておくべき一作といえる。
<評価>★★★☆☆
<監督>アレックス・デ・ラ・イグレシア
<脚本>ホルヘ・バルダーノ
#メッシ #映画 #MESSI #アレックス・デ・ラ・イグレシア #ホルヘ・バルダーノ #リオネル・メッシ #ディエゴ・マラドーナ #セサル・ルイス・メノッティ #ジョゼップ・グアルディオラ #ホルヘ・バルダーノ #ヨハン・クライフ #アンドレス・イニエスタ #ジェラール・ピケ #ハビエル・マスチェラーノ #バルセロナ #ブエノスアイレス #ロサリオ #アルゼンチン

MESSI/メッシ -頂点への軌跡- [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2015/06/03
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【映画レビュー】「ビースト」(原題「Beast」/2022 アメリカ) [映画]

【映画レビュー】「ビースト」(原題「Beast」/2022 アメリカ)
 妻を亡くした医師のネイト・サミュエルズ(イドリス・エルバ)は、2人の娘を連れ、妻と出会った思い出の地・南アフリカへ旅行へ出かける。現地で狩猟禁止保護区を管理する旧友の生物学者マーティン・バトルズ(シャルト・コプリー)と再会し、彼の案内で広大なサバンナでドライブをして楽しんでいたが、途中で寄った村で住民たちの死体を発見する。
 しかし、途中で寄った村で住民たちの死体を発見する。生き残りの住民は、怯えながら彼らに「ディアボロ(悪魔)」と呟き息絶える。そこには密猟者の魔の手から生き延び、人間に憎悪を抱くようになった凶暴なライオンが潜んでいたのだ。そのライオンは密猟者に仲間を殺され、ただ1頭生き残り、人間への憎悪に満ち、人間を食べずにただ引き裂いて殺すことだけを目的にした残忍なモンスターと化していた。ライオンに遭遇したネイトは、愛する娘たちを守るために牙をむく野獣に立ち向かっていくというストーリーだ。
 脚本自体にこれといった捻りはない。ただ、“ビースト”と化したライオンの造形は実に恐ろしく、見事だったし、極限状態の中、ギクシャクしていた父娘の関係性が深くなっていく様も描かれている。
 しかしながら、あまりにもアッサリとしたラストシーンで拍子抜けさせられる上、“結局、密漁グループはお咎めなし?”といったモヤモヤ感が残る。
 “ビースト”を作り出したのは間違いなく密漁者に他ならないのだから、本当の“ビースト”は人間であることを伝えたいのであれば、そんな連中に鉄槌を下す描写があっても良かったのではないか。
 94分という短尺作品では、そこまで網羅するのは難しかったのか。しかし、VFX担当がいい仕事をしていたことだけは評価していいだろう。
<評価>★★☆☆☆
<公式サイト>https://www.universalpictures.jp/micro/beast
<監督>バルタザール・コルマウクル
<脚本>ライアン・イングル
<原案>ジェイミー・プリマク・サリバン
<製作>ウィル・パッカー、バルタザール・コルマウクル、ジェームズ・ロペス
<製作総指揮>バーナード・ベリュー、ジェイミー・プリマク・サリバン
<撮影>フィリップ・ルースロ
<美術>ジャン=バンサン・ピュゾ
<衣装>モイラ・アン・メイヤー
<編集>ジェイ・ラビノウィッツ
<音楽>スティーブン・プライス
#ビースト #Beast #映画 #バルタザール・コルマウクル #ライアン・イングル #ライアン・イングル #イドリス・エルバ #シャルト・コプリー #イヤナ・ハリー #リア・ジェフリーズ #マーティン・マンロー #ライオン #密猟 #南アフリカ #ユニバーサル #東宝

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  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • 発売日: 2023/08/02
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【映画レビュー】「いつか、いつも……いつまでも。」(2022 日本) [映画]

【映画レビュー】「いつか、いつも……いつまでも。」(2022 日本)
 海辺の診療所で祖父・市川英男(石橋蓮司)と共に働いている青年医師・市川俊英(高杉真宙)の前に、かつて憧れていた女性によく似た関口亜子(関水渚)が現れる。第一印象では胸をときめかせた俊英だったが、精神的に不安定て、精神安定剤や睡眠薬を常用している亜子は、次々と騒ぎを起こし、俊英の思いはあっけなく砕けてる。
 しかし英男の提案で、亜子は俊英とともに一緒に暮らすことになる。亜子の言動に振り回される俊英だったが、彼女の素顔を知るうちに亜子の思いに触れ、亜子もまた、俊英の家族と共に過ごす日々にかけがえのないものを見いだしていくコメディータッチのラブストーリーだ。
 長崎監督の妻・矢沢由美(同作では土屋秋子役として出演している水島かおり)のオリジナル脚本であるのだが、とにかくストーリー展開が冗長。しかも、キャラクター設定が分かりずらい。市川家に出入りする様々な人々が繰り出すドタバタ劇も蛇足が過ぎる。
 さらに、主演2人の心理描写も曖昧で、仲良くなってみたりケンカして見たりの繰り返しで、最後は大円団…という、全く意外性のないラストシーンで、石橋蓮司を除くキャスト、特にヒロイン役の関水渚のわざとらしい演技には「?」マークを付けざるを得ない。高杉真宙にとっては、同作の主演を務めたことにメリットはあったのかも疑問だ。
 上映館数が少なかったとはいえ、興行収入が3000年円にも届かなかった“爆死”ぶりも納得の出来といえよう。明らかに低予算で製作されたであろうことは想像はつくが、そもそもそれ以前に、“このストーリーを映画化する必要があったのか?”という疑問すら湧いてくるほどの作品だった。
<評価>★☆☆☆☆
<公式サイト>https://itsuitsu-eiga.com/
<公式X(旧Twitter)>https://twitter.com/itsuitsu_eiga
<公式Instagram>https://www.instagram.com/itsuitsu_eiga/
<監督>長崎俊一
<脚本>矢沢由美
<製作>河野聡、宮田昌広
<エグゼクティブプロデューサー>濱田健二
<プロデューサー>西川朝子、松田広子、久保田傑
<アソシエイトプロデューサー>日野千尋、遠藤浩平、内藤和也
<ラインプロデューサー>大日方教史
<撮影監督>渡部眞
<照明>金子康博
<録音>弦巻裕
<美術>安藤真人
<装飾>篠田公史
<衣装>田中亜由美
<ヘアメイク>石川亜矢
<音響効果>岡瀬晶彦
<VFX・ライン編集>野間実
<編集>阿部亙英
<音楽>江藤直子
<助監督>久保朝洋
<スクリプター>柳沼由加里
<フードコーディネーター>小野秋
<特機>高橋智宏
<制作担当>丸山昌夫
<主題歌> 竹内まりや「幸せの探し方」(Warner Music Japan) https://wmg.jp/mariya/discography/3553/
#いつかいつもいつまでも #映画 #長崎俊一 #矢沢由美 #高杉真宙 #関水渚 #水島かおり #小野ゆり子 #DJ松永 #佐藤貢三 #中島歩 #江頭勇哉 #芹川藍 #石橋蓮司 #ラブストーリー #バンダイナムコ

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  • 出版社/メーカー: バンダイナムコフィルムワークス
  • 発売日: 2023/03/24
  • メディア: Blu-ray






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【映画レビュー】「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」(2022 日本) [映画]

【映画レビュー】「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」(2022 日本)
 2019年にフジテレビの「月9枠」で放送された『シャーロック』の劇場版。アーサー・コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』シリーズの中で触れられた、いわゆる“語られざる事件”を令和の日本を舞台にして描いている。そしてその事件を、ディーン・フジオカ演じる犯罪捜査コンサルタントという肩書きの誉獅子雄と、岩田剛典演じる精神科医の若宮潤一が、いわばホームズとワトソンの関係として解き明かしていくというものだ。
 原案では、バスカヴィル家の当主が謎の死を遂げ、その死体の傍にはその家に伝わる魔犬の言い伝えを彷彿とさせる巨大な獣の足跡が残される。
 当主の主治医から依頼を受け、ホームズとワトソンはその捜査にあたる。推理映画という本来であれば映画よりも文学に適したジャンルでありながらも、“魔犬”という限りなく視覚的インパクトがある要素が含まれることもあってか、幾度となく映画化されているが、日本での映画化はこれが初めてだる。
 さて、バスカヴィルという苗字を“蓮壁”と変え、ヘンリーは千里(村上虹郎)となり、ステープルトンは捨井遥人(小泉孝太郎)、バリモアは馬場杜夫(椎名桔平)と変換され、原案のニュアンスを残す試みがなされている。
 それはストーリーも同様で、ある程度は原案の流れや要素を織り交ぜながら、基本的には異なる方向へと持っていく。もっともそれは、いかなる調理方法を用いてもシャーロック・ホームズ“らしさ”を損なわない原案小説の強さが大きくある。しかしながら、同作の特殊なところは、 “らしさ”の根幹であるはずのミステリー的ストーリーから早々に離脱してしまっている。
 娘が誘拐され、身代金も受け取ってもらえずに娘が返されたという不可解な事件の相談を蓮壁家の当主から受ける若宮。その直後にリモート画面の向こうで突然の死を遂げる当主。当主が住まう島に渡った獅子雄と若宮は誘拐の謎を調査しつつも、当主の死や屋敷に送られてきた脅迫文、長男の死などの新たな謎に次々と行き当たり、事件というよりはこの蓮壁家を取り巻く不穏な空気に巻き込まれていく。ところが、そこにミステリー的要素は少なく。真犯人は、登場した瞬間から真犯人であるという異例ともいえる展開を見せる。
 そこから先はひたすらに、次々と起こる事件について語られる。この、誰かが何かを“語る”というあまり映画的ではない方法論が、ミステリー映画としての勘所を削いでしまっている。さらにそこへ悲劇的なエピソードが重ねられることで、さながら『シャーロック』の形を借りた“ミステリーもどき”のような展開が続く。
 ダブル主演のディーン・フジオカと岩田剛典、さらに、脇を固める新木優子、広末涼子といった一流キャストの個性をも薄めてしまっている感は否めない。
 愛媛の萬翠荘を駆使した豪奢な屋敷や、鉱山のトンネルや墓所周りの閉塞感など、映像的にはそれなりに体裁を整えてはいるが、脚本の粗が目立ち、さらにクライマックスの大地震のシーンは、いささか仰々しく、お手盛り感満載のラストで締められている。
 いかにも“テレビ局が作った映画”という印象が強く、「探偵映画」としても魅力を大きく損ねている。ロジカルに事件を解決しようとする誉と若宮の推理をよそに、大地震によって疑惑まみれの蓮壁家が全滅してしまうという、やや強引な結末には拍子抜けしてしまう。
<評価>★☆☆☆☆
<公式サイト>https://baskervilles-movie.jp/
<公式X(旧Twitter)>https://twitter.com/SHERLOCKcx
<公式Instagram>https://www.instagram.com/sherlock_cx/
<監督>西谷弘
<脚本>東山狭
<製作>小川晋一、松岡宏泰
<撮影>山本英夫
<照明>小野晃
<録音>藤丸和徳
<美術>清水剛
<装飾>田口貴久
<衣装>白石敦子
<スタイリスト>勝見宜人
<ヘアメイク>古川なるみ
<整音>瀬川徹夫
<音響効果>大河原将
<VFXスーパーバイザー>田中貴志
<編集>山本正明
<選曲>藤村義孝
<音楽>菅野祐悟
<主題歌プロデュース>Toru
<助監督>村上秀晃
<スクリプター>原田侑子
<製作担当>三浦吉弘
<主題歌>由薫「lullaby」(Universal Music Japan) https://www.universal-music.co.jp/yu-ka/products/upch-5988/
<原案>アーサー・コナン・ドイル「バスカヴィル家の犬」(東京創元社) http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488101213
#シャーロック #バスカヴィル家の犬 #映画 #西谷弘 #アーサー・コナン・ドイル #東山狭 #ディーン・フジオカ #岩田剛典 #新木優子 #広末涼子 #村上虹郎 #渋川清彦 #西村まさ彦 #山田真歩 #佐々木蔵之介 #小泉孝太郎 #稲森いずみ #椎名桔平 #東宝

バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版 Blu-ray 特別版 (3枚組)

バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版 Blu-ray 特別版 (3枚組)

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2022/10/26
  • メディア: Blu-ray






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【映画レビュー】「はい、泳げません」(2022 日本) [映画]

【映画レビュー】「はい、泳げません」(2022 日本)
 スポーツライターとして名高いノンフィクション作家・高橋秀実のエッセーを基に、独自の脚本を加え、映画化された作品。
 哲学を教える大学教員の小鳥遊雄司(長谷川博己)は、ケチのつけようがないほどの完璧な男性だが、唯一といっていい弱点は「泳げないこと」。ひょんなことからスイミングスクールに入会してしまい、そこで、女性コーチの薄原静香(綾瀬はるか)と出会う。
 初めはプールに入ろうとするとお腹を下すほどの水恐怖症だった雄司だが、静香の指導によって、徐々に水に慣れていく。
 雄司には、泳げない理由があった。水難事故で一人息子を失い、それが原因で離婚したという過去があった。対する静香には、交通事故に遭った過去があり、水泳によるリハビリで立ち直るきっかけを与えられていた。双方とも「泳げない理由」と「泳がなければいけない理由」があったのだ。
 ストーリー序盤は、三枚目という長谷川博己の新たな一面が覗けるコミカルなシーンが続くものの、中盤からは雄司が埋められない心の傷と、トラウマを克服していく様を中心に描かれていく。
 また、理屈っぽい雄司に対して、時には“鬼コーチ”と化し、プールへと導いていく静香も一本気な女性を綾瀬はるかが好演している。
 大河ドラマ「八重の桜」で夫婦役を演じた2人のダブル主演という触れ込みだったが、コロナ禍の封切りだったこともあり、興行収入は振るわず、“爆死”という評価もされてしまった同作。しかしながら、プールを通して、心を通わせ、後悔を克服し、前へと向かわせる清々しい結末を迎える。
 長谷川と綾瀬のみならず、雄司の前妻・美弥子(麻生久美子)や、雄司の新たな恋人でシングルマザーの奈美恵(阿部純子)ら、脇を固める演者の好演も、同作を締まったものにしている。
 脚本に意外性はないが、こうしたシンプルなストーリーも、悪くはない。
<評価>★★★☆☆
<公式サイト>https://hai-oyogemasen.jp/
<公式X(旧Twitter)>https://twitter.com/hai_oyogemasen
<公式Instagram>https://www.instagram.com/takanashi_oyogemasen/
<監督・脚本>渡辺謙作
<企画>孫家邦
<プロデューサー>有賀高俊
<撮影>笠松則通
<照明>水野研一
<録音>柿澤潔
<美術>渡辺大智
<衣装>立花文乃
<ヘアメイク>宮内三千代、澤田久美子、栗原里美
<編集>日下部元孝
<音楽>渡邊琢磨
<助監督>飯島将史
<原作>髙橋秀実「はい、泳げません」 https://www.shinchosha.co.jp/book/133551/
<主題歌>Little Glee Monster「magic!」「生きなくちゃ」(Sony Music) https://www.sonymusic.co.jp/artist/LittleGleeMonster/discography/SRCL-12169
#はい泳げません #映画 #高橋秀実 #渡辺謙作 #長谷川博己 #綾瀬はるか #伊佐山ひろ子 #広岡由里子 #占部房子 #上原奈美 #小林薫 #阿部純子 #麻生久美子 #東京テアトル #リトルモア







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【映画レビュー】「劇場版 ねこ物件」(2022 日本) [映画]

【映画レビュー】「劇場版 ねこ物件」(2022 日本)
 テレビドラマ版はキー局ではなく、いわゆる“独立系”の局で放送されたが故、自分も含め、ドラマ版から見ている人は少なかったと思われる。そもそも、大テレビ局のバックもなく、劇場版が製作されたこと自体、“奇跡”に近いといえる。
 猫を中心に据えたシェアハウス「二星ハイツ」を営んでいた優斗(古川雄輝)は、両親も祖父も他界し、天涯孤独の身であるが、生き別れの弟がいることを聞かされる。
 一度は、シェアハウスに住んでいたメンバーは、それぞれの道に巣立っていったが、再び集結し、物件を担当する不動産屋の社員・有美(長井短)の協力もあり、優斗と一緒に住む住人探しと、優斗の弟探しにも協力する。
 入居人を選抜する面接の末、弟と同じ癖を持つ加納直人(金子隼也)という青年をハイツに受け入れるのだが…。
 ストーリーとしては、劇的な展開があるわけでもなく、弟探しも中途半端な締め方で終わるが、逆に、白黒つけない方が余韻が残る…そんな作品だ。
 主演の古川雄輝は日本のみならず、中国でも人気がある期待の大きい俳優で、共演の細田佳央太は、いまや大河ドラマ俳優だ。中でも存在感を示していたのはおせっかいな不動産屋を演じた長井短だ。
 シェアハウスを中心に、各人の思惑が交錯するが、悪人が一人も出てこない点で、ほのぼのとできる一作だ。
 「人は人を騙せても、猫は人を見抜く」という優斗のセリフが、この作品の全てではないだろうか。
<評価>★★★☆☆
<公式サイト>https://neko-bukken-movie.com/
<公式X(旧Twitter)>https://twitter.com/neko_bukken
<公式Instagram>https://www.instagram.com/neko.bukken/
<公式TikTok>https://www.tiktok.com/@neko_bukken
<監督・脚本>綾部真弥
<製作総指揮>吉田尚剛
<企画>永森裕二
<プロデューサー>岩淵規
<撮影>小島悠介
<照明>西野龍太郎
<録音>井家眞紀夫
<美術>齋藤卓
<衣装>小磯和代
<ヘアメイク>遠藤一明
<小道具>中道健太
<フードスタイリスト>松井あゆこ
<動物トレーナー>菊田秀逸
<編集>岩切裕一
<グレーディング>水沼一騎
<オンライン編集>新井淳一
<効果整音・MAミキサー>長部彰
<ポストプロデスク>高井麻喜
<ポストプロマネージャー>植村真紀
<音楽>沢田ヒロユキ、ペイズリィ8
<助監督>金子功
<制作担当>田山雅也
<主題歌>SPiCYSOL「Bell」(Warner Music Japan) https://wmg.jp/spicysol/discography/25946/
#ねこ物件 #映画 #綾部真弥 #猫 #シェアハウス #古川雄輝 #細田佳央太 #上村海成 #本田剛文 #松大航也 #長井短 #竜雷太 #金子隼也 #山谷花純 #SPiCYSOL #MEDiAND #AMG

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  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • 発売日: 2023/01/13
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【映画レビュー】「先生、私の隣に座っていただけませんか?」(2021 日本) [映画]

【映画レビュー】「先生、私の隣に座っていただけませんか?」(2021 日本)
 カルチュア・エンタテインメントと蔦屋書店主催による、次世代クリエイター発掘のためのオリジナル映画の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2018」で準グランプリを獲得した作品を、堀江貴大監督が自身で映画化。
 売れっ子の女性漫画家・早川佐和子(黒木華)の夫で、同じく漫画家でありながらも、新作も描けずに妻のアシスタントに甘んじている早川俊夫(柄本佑)が妻の担当編集者・桜田千佳(奈緒)と不倫関係に陥ったことから始まる、ウソとホントが交差する心理戦を描いている。
 対する佐和子は運転免許を取得するため自動車教習所に通い始める。最初はアクセルすら踏めなかった佐和子だが、若手の教官・新谷歩(金子大地)と出会ったことで、運転技術が向上する。
 その後、佐和子が描き始めた新作のテーマは「不倫」だった。俊夫がこっそりと佐和子の原稿を見たところ、作中には、教習所で起こった出来事がリアルに描かれていた。
 現実と彼女が描く新作漫画の世界が入り交じりながら進行していく、よく練り込まれた脚本。そして、どこまでが真実でどこまでがフィクションなのか。観る者をを惑わすような、堀江監督の演出と、意外な結末ながらも、それらを不自然に感じさせない展開が素晴らしい。
 この要因として、脚本の優秀さもさることながら、ダブル主演の黒木華と柄本佑のみならず、金子大地、奈緒といった一流キャストをによるところも大きいだろう。いずれもテレビドラマでは主役を張る面々であり、何気ない感情の表現や、不倫という許されない行為の徐々にのめり込んでいく様を、丁寧に描いている。
 不倫をはたらいた夫に対する“復讐”が、実は漫画家として再生を促す叱咤激励に繋がっていく締め方も心地良いものだ。このラストシーンは、観客をいい意味で裏切るものでもあった。
<評価>★★★★☆
<公式X(旧Twitter)>https://twitter.com/watatona_2021
<監督・脚本>堀江貴大
<製作>中西一雄、小西啓介、鳥羽乾二郎、久保田修
<プロデューサー>小室直子、村山えりか
<スーパーバイジングプロデューサー>久保田修
<ラインプロデューサー>原田文宏
<撮影>平野礼
<照明>川邉隆之
<録音>加藤大和
<美術>布部雅人、春日日向子
<装飾>加々本麻未
<衣装>宮本茉莉
<ヘアメイク>外丸愛
<編集>佐藤崇
<音楽>渡邊琢磨
<劇中漫画>アラタアキ、鳥飼茜
<助監督>成瀬朋一
<制作担当>仙田麻子
<主題歌>eill「プラスティック・ラブ」(Pony Canyon) https://eill-palette.ponycanyon.co.jp/
#先生、私の隣に座っていただけませんか? #映画 #堀江貴大 #黒木華 #柄本佑 #金子大地 #奈緒 #風吹ジュン #不倫 #漫画家 #ハピネットファントム

先生、私の隣に座っていただけませんか? [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2022/03/09
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【映画レビュー】「もっと超越した所へ。」(2022 日本) [映画]

【映画レビュー】「もっと超越した所へ。」(2022 日本)
 クズ男と、そんな男たちに振り回される4人の女性、真知子(前田敦子)、鈴(趣里)、七瀬(黒川芽以)、美和(伊藤万理華)の生活ぶりを、コロナ禍を交えながら、同時進行的に描いている恋愛群像喜劇。
 元々は舞台作品であり、オムニバス形式の会話劇を中心にストーリーが展開していくのだが、とにかく冗長過ぎて、グダグダ感が強い。とにもかくにも、物語に没入できない。ダメ男と別れ、シャッフルするがごとく、出会い、また悪循環を繰り返していく筋書きは、観る者を混乱させる。豪華キャストを集めながらも、興行収入は1億円に届くかどうかという結果に終わったように、“失敗作”と言われても致し方ないだろう。
 ちなみに、出演している俳優は頑張ってはいる。コメディエンヌとしての地位を確立しつつある前田敦子はじめ、ムカつく最低男を演じさせれば一級品の菊池風磨など、その実力を発揮している。
 だからこそ、この脚本には大いに不満が残る。まず、ターゲティングが曖昧で、誰に対して何を見せようとしているのかも分からない作品だ。
 全般的にワチャワチャした感じが続き、途中からは耳障りに感じてしまう。突拍子もないラストシーンもよく分からない演出だ。ダメンズに引っかかる女性にとっては多少の共感を得られるかも知れないが、男性にとってはイライラが募るだけの作品だ。 
<評価>★☆☆☆☆
<公式サイト>https://happinet-phantom.com/mottochouetsu/
<公式X(旧Twitter)>https://twitter.com/mottochouetsumv
<公式Instagram>https://www.instagram.com/mottochouetsumv/
<公式TikTok>https://www.tiktok.com/@mottochouetsumv
<監督>山岸聖太
<脚本>根本宗子
<製作>中西一雄、小西啓介、石井毅、久保田修
<エグゼクティブプロデューサー>後藤哲
<スーパーバイジングプロデューサー>久保田修
<プロデューサー>近藤多聞、遠藤里紗
<撮影>ナカムラユーキ
<照明>田中心樹
<録音>伊豆田廉明
<美術>倉本愛子
<装飾>龍田哲児
<スタイリスト>纐纈春樹
<ヘアメイク>菊地弥生
<VFXスーパーバイザー>島崎淳
<リレコーディングミキサー>野村みき
<サウンドエディター>大保達哉
<編集>李英美
<音楽>王舟
<助監督>水波圭太
<スクリプター>大西暁子
<制作担当>土屋淳志
<原作>根本宗子「もっと超越した所へ。」(徳間書店) https://www.tokuma.jp/book/b610540.html
<主題歌>aiko「果てしない二人」(PONY CANYON) https://www.ponycanyon.co.jp/music/PCCA000015008
#もっと超越した所へ #映画 #もっ超 #根本宗子 #山岸聖太 #前田敦子 #菊池風磨 #伊藤万理華 #オカモトレイジ #黒川芽以 #三浦貴大 #趣里 #千葉雄大 #ハピネットファントム

もっと超越した所へ。 (徳間文庫)

もっと超越した所へ。 (徳間文庫)

  • 作者: 根本宗子
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2022/09/08
  • メディア: 文庫






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【映画レビュー】「さかなのこ」(2022 日本) [映画]

【映画レビュー】「さかなのこ」(2022 日本)
 いまや魚学者として、東京海洋大学客員教授としての顔を持つさかなクンの半生を、自身の自叙伝的エッセーを基にしながら映画化した作品。
 魚大好きな少女・ミー坊が「お魚さん博士」を目指して奮闘する。幼馴染みのモモコ(夏帆)やヒヨ(柳楽優弥)とともに、イラストを描いたり、テレビに出演するなどして有名になっていく姿を描く。
 小学生時からから魚が大好きなミー坊(西村瑞季)、同じく魚好きのギョギョおじさん(さかなクン)との出会う、ギョギョおじさんから魚の事をたくさん教えてもらい、仲良くなるが、ミー坊の帰りが遅くなったことで通報された、ギョギョおじさんは逮捕されてしまう。
 時は経て、ミー坊(のん)の魚に対する熱は高校時代まで続く。その熱意により、総長(磯村勇斗)ら地元のヤンキーからも一目置かれる存在となり、ともに協力しながらカブトガニを育てることになる。また、自分のやりたいことを愚直に突き詰めるミー坊を家族や友人たちが暖かく見守っていくストーリーだ。
 その行動は、ヤンキー同士のケンカも収めることになり、幼馴染みながらも、敵対する相手となっていた“狂犬”ヒヨ(柳楽優弥)とも思わぬ再会を果たす。そして、東京の学校に進学するというヒヨの後を追うように、上京を目指し猛勉強を始める。その結果、成績を伸ばし、東京へと上京していく。
 上京後も魚と触れ合いたいという思いで水族館や寿司屋で働くミー坊だがうまくいかず、その後、キャバクラで働くモモコや、テレビ業界で働くヒヨと再会するが、魚の博士になりたいと夢を語るミー坊を、ヒヨは応援する。
 ある日、ミー坊が帰宅すると、パトロンに捨てられ行き場をなくしたモモコ(夏帆夏帆)と彼女の娘が転がり込み、3人の生活が始まる。
 ミー坊もモモコのために働く事を決意するが、ミー坊に迷惑をかけていることを重荷に思ったモモコは、ある日魚の絵を残し、出ていってしまう。
 ショックを受けたミー坊は酒に溺れるが、その勢いでシャッターに描いたシシャモの絵が、高校時代の友人の総長の目に止まり、ミー坊の影響で寿司職人になっていた籾山(岡山天音)の店のイラストを描くことになる。
 それが好評で籾山の寿司屋は有名になり、ミー坊もイラストレーターとして仕事が入るようになる。その後、テレビディレクターになったヒヨの企画で魚博士として出演、「自分の好きなことを大切にして欲しいのでギョざいます!」と話すタレントとして有名になっていく。
 そしてある日、とある少女が水族館で魚をじっと見つめる。母親が魚図鑑をそっと差し出す。その2人はモモコと娘だった。
 海に向かって走るミー坊、海に飛び込むと、魚がミー坊を包み、1匹の魚になり、泳いでいくというラストシーンだ。
 サクセスストーリーに見えなくもないが、さかなクンが現在の地位をつかみ取るまでの紆余曲折と、どんな状況であっても曲がらない信念をコメディータッチ、かつ丹念に描いている。
 加えて、主役を女性ののん(能年玲奈)に託したことで、自然な青春群像劇となっている。ここに男性がキャスティングされていたとすれば、どうしても、キャラクターを実際のさかなクンに寄せざるを得なかっただろう。のんは、この難しい役柄を自然に演じており、さらにコメディエンヌぶりも発揮している。
 監督を務めた沖田修一の下、豪華キャストが脇を固め、単なる自伝的映画の枠を超えた、メッセージ性のある作品に仕上がっている。
<評価>★★★★☆
<公式サイト>https://sakananoko.jp/
<公式X(旧Twitter)>https://twitter.com/sakananoko_jp
<監督>沖田修一
<脚本>沖田修一、前田司郎
<製作>河野聡、太田和宏、伊藤はやと、鳥羽乾二郎、今田圭介、森田圭、玉井雄大、広田勝己
<エグゼクティブプロデューサー>濱田健二、赤須恵祐
<プロデューサー>西ヶ谷寿一、西宮由貴、西川朝子、日野千尋
<ラインプロデューサー>飯塚信弘
<撮影>佐々木靖之
<照明>山本浩資
<美術>安宅紀史
<装飾>三ツ松けいこ
<録音>山本タカアキ
<衣装>纐纈春樹
<ヘアメイク>宮内三千代
<音響効果>勝亦さくら
<編集>山崎梓
<音楽>パスカルズ
<魚類監修>さかなクン
<魚類・水槽コーディネート>石垣幸二
<VFXプロデューサー>浅野秀二
<スクリプター>田口良子
<助監督>玉澤恭平
<制作担当>相良晶
<原作>さかなクン「さかなクンの一魚一会~まいにち夢中な人生!~」(講談社) https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000189831
<主題歌>CHAI「夢のはなし」(Sony Music) https://www.sonymusic.co.jp/artist/chai/info/543666
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【映画レビュー】「大怪獣のあとしまつ」(2022 日本) [映画]

【映画レビュー】「大怪獣のあとしまつ」(2022 日本)
 「怪獣を倒す」のではなく、「死んだ怪獣を処理する」という斬新な視点から描いた空想作品。日本人を恐怖に陥れていた巨大怪獣が、ある日突然死ぬ。歓喜に沸く一方で、残された死体は腐敗・膨張が進んでいく。
 そんな状況下で死体処理を任されたのは、軍でも警察でもなく怪獣を倒すために結成された首相直轄組織・特務隊の隊員である帯刀アラタ(山田涼介)。アラタは、倒れた大怪獣の死体処理を命じられる。環境大臣・蓮佛紗百合(ふせえり)の秘書としてアラタに協力する雨音ユキノ(土屋太鳳)は元恋人の関係だ。
 政府内部では死体のなすりつけ合いが始まり、話が一向に前に進まない。そうこうしているうちに、大怪獣の死体は野ざらしにされたまま腐敗していき、ガス爆発を起こしてしまい、悪臭を充満させてしまう。
 ユキノの兄で元特務隊員の青島(オダギリジョー)の協力を得て、ダムを崩壊させて大量に水を流し、死体を海に沈める“水洗トイレ作戦”も、ユキノの夫にして総理秘書官の雨音正彦(濱田岳)の陰謀によって失敗に終わる。
 一方、避難勧告を無視していた迷惑系ユーチューバーの武庫川電気(染谷将太)がキノコがびっしり生えた姿で発見される。それは、怪獣の爆発で謎の液体を被ったためだった。
 煙突から出る煙を浴びたアラタの体にもキノコが生えてくる。ユキノの静止を無視し、正彦はミサイルを怪獣に打ち込む。それよりアラタをも吹き飛ばしてしまう。
 ユキノはアラタに駆け寄るが、アラタはスマホを天にかざし、デウス・エクス・マキナと呟く。そして、光が辺りを包み、アラタは光と怪獣と共に消えていき、怪獣から日本を救うことになる。
 作中で「放射性物質」「計画停電」「未知の細菌」などというワードが登場し、2011年の原発事故後、そして、2020年以降の新型コロナによるパニックを想起させる。政府は“無害”を強調し、ついには怪獣の死体に「希望」と名付ける無能さ、能天気さなどが描かれ、コメディーの中にモキュメンタリー的な要素がふんだんに盛り込まれている。
 豪華キャストが揃い、日本発のジャンルである“怪獣映画”を従来とは全く違う視点でコメディータッチに描いており、俳優陣も大真面目にふざけているといっても過言ではない演技を見せている。
 レビューサイトなどでの評価も芳しくなく、興行収入は5億円にも満たないなど、“失敗作”に終わった同作ではあるが、邦画ならではの設定やストーリー、怪獣の描写、名優による演技合戦など、節々に見どころもあった。
 「合格点」はあげられないが、「及第点」の出来である同作。こうした挑戦的な作品があってもいいのではないだろうか。
<評価>★★★☆☆
<公式サイト>https://www.daikaijyu-atoshimatsu.jp/
<公式X(旧Twitter)>https://twitter.com/daikaijyu_movie
<公式Instagram>https://www.instagram.com/daikaijyu_movie/
<監督・脚本>三木聡
<エグゼクティブプロデューサー>吉田繁暁、木村光仁
<企画・プロデュース>須藤泰司、古久保宏子
<プロデューサー>中居雄太、山尾海彦
<キャスティングプロデューサー>福岡康裕
<VFXスーパーバイザー>野口光一
<音楽プロデューサー>津島玄一
<ラインプロデューサー>田口聖
<撮影>高田陽幸
<照明>加瀬拓郎
<録音>高野泰雄
<美術>磯見俊裕
<装飾>大庭信正
<スタイリングディレクター>西ゆり子
<衣装デザイン>遠藤良樹
<ヘアメイク>合谷純子
<怪獣造形>若狭新一
<特撮監督>佛田洋
<音響効果>柴崎憲治
<編集>富永孝
<音楽>上野耕路
<スクリプター>高山秀子
<俳優担当>林まゆみ
<助監督>足立公良
<制作担当>間口彰
<プロダクション統括>木次谷良助
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大怪獣のあとしまつ 豪華版 [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • 発売日: 2022/07/13
  • メディア: Blu-ray






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