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【映画レビュー】「20歳のソウル」(2022 日本) [映画]

【映画レビュー】「20歳のソウル」(2022 日本)
 市船野球部の甲子園出場で一躍有名となった、“必勝の応援歌”「市船ソウル」の誕生秘話と、その作者で、弱冠20歳にしてガンにより病死した浅野大義さんの物語を実話ベースで描いている。
 書籍から映画化までのタイムラグの間に、その物語はすでに有名になってしまっていたこと、よって、神尾楓珠が演じた浅野さんが最後には亡くなることが分かり切っていたことなどを差し引いても、市船の生徒たちの青春群像劇というより、一人の若者の難病にフォーカスされ過ぎており、故人には申し訳ないが、お涙頂戴のストーリー展開に胃もたれする。いわゆる“感動ポルノ”とさえいえるものだ。
 高橋克典、佐藤浩市、尾野真千子、関ジャニJr.の佐野晶哉といった錚々たるキャストが出演しているが、興行収入は2億円にも届かず、文化庁の補助金がなければ“大爆死”といっていい散々な結果だ。補助金目当てで、お金をジャブジャブ使って肥え太るために製作されたのではないかと勘ぐってしまうほどだ。
 クライマックスの164人の演奏で浅野さん葬送するシーンは、最初は、その人数の多さに葬儀業者が渋っていたものの、若者の思いを意気に感じて許したことになっている。しかし、ブラスバンドで故人を見送る行為の何が問題だったのかもさっぱり分からない。
 泣かせよう泣かせようとする演出がしつこく、ワンカットがやたらと長い。冗長過ぎて、途中で眠くなるほどだ。
 安直に感動作を作ろうとして、豪快にコケた典型的な駄作といっていいだろう。この結果は、テレビマン上がり(しかも、テレ朝時代にも大して実績もない)の秋山監督の責任でもある。
<評価>★☆☆☆☆
<公式サイト>https://20soul-movie.jp/
<監督>秋山純
<脚本>中井由梨子
<企画>秋山純
<エグゼクティブプロデューサー>福家康孝、飯田雅裕
<プロデューサー>渡久地翔、松本光司
<協力プロテューサー>木村康信、笹野大司、梅本竜矢
<提影監督>百束尚浩
<提影>島田貴仁
<照明>北條誠
<録音>戸部政明
<美術>石井哲也
<装飾>竹原丈二、山田将大
<小道具>森谷美千代
<スタイリスト>横尾早織
<ヘアメイク>田中紫央
<スタント>高橋昌志
<編集>岡田和実
<音楽プロデューサー>安藤日出孝
<音楽>KOSEN
<吹奏楽レコーディングディレクター>末崎正展
<サウンドデザイン>石井和之
<助監督>宮下涼太
<制作>松田好太郎
<原作>中井由梨子「20歳のソウル 奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド」(小学館) https://www.shogakukan.co.jp/digital/093886340000d0000000
<主題歌>Kenta Dedachi「Jasmine」(Sony Musoc) https://www.kentadedachi.com/discography/ESXX02634B01A
#20歳のソウル #映画 #秋山純 #中井由梨子 #市船soul #市船 #市立船橋 #応援 #吹奏楽 #神尾楓珠 #尾野真千子 #福本莉子 #高橋克典 #佐藤浩市 #平泉成 #石黒賢 #佐野晶哉 #前田航基 #若林時英 #佐藤美咲 #宮部のぞみ #松大航也 #塙宣之 #菅原永二 #池田朱那 #石崎なつみ #日活







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【映画レビュー】「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」(原題「Jurassic World:Dominion」/2022 アメリカ) [映画]

【映画レビュー】「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」(原題「Jurassic World:Dominion」/2022 アメリカ)
 大ヒットシリーズの完結編というだけあって、「ジュラシック・パーク」に登場していたキャストも登場し、恐竜が疾走するシーンの迫力も増している。
 しかし、巨大イナゴが登場したり、その背後で暗躍する悪徳バイオ企業が登場したりで、シリーズを通して「人間と恐竜との共存」というテーマがぼやけてしまっている印象だ。
 さらに、過去作のオマージュしたシーンを数多く取り込み、そのキャストを総出演させたことで、登場人物が多くなりすぎ、ストーリーが渋滞を引き起こしている。
 ラストの落としどころも想定内。人間ドラマの要素が多すぎて、本来であれば“主役”であるはずの恐竜が、作品の1アイテムになり下がっているのが非常に残念だ。
 「ジュラシック・パーク」から30年にも及ぶシリーズの遺産に頼り切った作品といえよう。しかし逆をいえば、それだけの歴史を刻んできたシリーズであることの証左ともいえる、同作が本当に「完結編」でるのならば、これでいいのかも知れないが、欲が出て、“さらに続編を…”とはならないことを祈りたい。駄作になることは明白だからだ。
<評価>★★☆☆☆
<公式サイトhttps://www.jurassicworld.jp/
<公式Twitter>>https://twitter.com/jurassicworldjp?utm_source=officialsite&utm_medium=snsbutton
<公式Facebook>https://www.facebook.com/jurassicworld.movie.jp?utm_source=officialsite&utm_medium=snsbutton
<公式Instagram>https://www.instagram.com/jurassicworld/?utm_source=officialsite&utm_medium=snsbutton
<ユニバーサル・ピクチャーズ公式YouTube>https://www.youtube.com/user/eigafancom
<監督>コリン・トレヴォロウ
<製作>フランク・マーシャル、パトリック・クローリー
<製作総指揮>スティーブン・スピルバーグ、アレクサンドラ・ダービシャー、コリン・トレヴォロウ
<ストーリー原案>デレク・コノリー、コリン・トレヴォロウ
<キャラクター原案>マイケル・クライトン
<脚本>エミリー・カーマイケル、コリン・トレヴォロウ
<撮影>ジョン・シュワルツマン
<美術>ケビン・ジェンキンス
<衣装>ジョアンナ・ジョンストン
<編集>マーク・サンガー
<テーマソング>ジョン・ウィリアムズ
<音楽>マイケル・ジャッキーノ
<「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」オリジナル・サウンドトラック>マイケル・ジャッキーノ(Rambling RECORDS) http://www.rambling.ne.jp/catalog/jworld/
#ジュラシック・ワールド #映画 #恐竜 #ジュラシック・パーク #コリン・トレヴォロウ #フランク・マーシャル #パトリック・クローリー #スティーブン・スピルバーグ #アレクサンドラ・ダービシャー #デレク・コノリー #エミリー・カーマイケル #クリス・プラット #ブライス・ダラス・ハワード #ローラ・ダーン #ジェフ・ゴールドブラム #サム・ニール #ディワンダ・ワイズ #マムドゥ・アチー #ブラッドリー・ダリル・ウォン #オマール・シー #イザベラ・サーモン #キャンベル・スコット #ジャスティス・スミス #スコット・ヘイズ #ディーチェン・ラックマン #ダニエラ・ピネダ #マジャスミン・チウ #エルバ・トリル

ジュラシック・ワールド (吹替版)

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  • 発売日: 2015/12/18
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【映画レビュー】「ツユクサ」(2022 日本) [映画]

【映画レビュー】「ツユクサ」(2022 日本)
 とある田舎の港町を舞台に、主演の小林聡美が演じる芙美と、その友人の直子(平岩紙)、妙子(江口のりこ)の、それぞれが秘めた心の傷と、その関係性を軸に、一見ありふれた日常を描いていく。
 ある日、芙美が乗った車が隕石に衝突する。それが月からの隕石ということを知り、交流のある少年の航平(斎藤汰鷹)とともに大興奮し、隕石を分け合い、芙美はその石をペンダントにする。
 アルコール依存症で「禁酒の会」に所属していながら、バーへ赴く芙美。そこで、道路工事の誘導係として働く中年男性の吾郎(松重豊)と親しくなる。ツユクサを笛代わりに吹くのが得意な吾郎だが、実は歯医者で、訳アリでこの街に流れ着いた。
 芙美に吹き方を教える吾郎。だが、芙美は吾郎に「航平が息子で夫は捕鯨船の船員」と嘘をつく。そんな芙美に腹を立てる航平。しかし、両親と共に引っ越しが決まった航平は、吾郎に、本当は芙美は独身だと告げる。
 吾郎を家に招いた芙美は、部屋に飾ってある写真の少年が息子だと告白する。本当の息子は事故死していたのだ。吾郎に真実を告げ、わだかまりが解けて行く芙美。幸せを求めて下げていた隕石のネックレスを、芙美は海に投げ入れ、吾郎の胸に飛び込む。
 ありふれた田舎の日常の中で繰り広げられる大人の愛と、子どもながらのファンタジーを融合させ、どこかほのぼのとした気持ちにさせられる一作。(1億分の1の確率で飛んでくるとされる)隕石の衝突以外は、劇的な展開が起きるわけではない。それでも、一流キャストの名演技、しっかりした脚本、映像美や音楽の美しさも相まって、コロナ禍でささくれ立った人々の心に沁みわたるような作品だ。
<評価>★★★★☆
<公式サイト>https://tsuyukusa-movie.jp/
<公式Twitter>https://twitter.com/tsuyukusa_movie
<監督>平山秀幸
<脚本>安倍照雄
<製作>五老剛、與田尚志、太田和宏、松岡雄浩、山本正典、栗花落光、川村岬
<エグゼグティブプロデューサー>飯田雅裕、加藤和夫
<プロデューサー>神保友香、菅谷英智
<アソシエイトプロデューサー>沢村敏
<キャスティングプロデューサー>福岡康裕
<音楽プロデューサー>津島玄一
<撮影>石井浩一
<照明>三重野聖一郎
<録音>中里崇
<美術>中澤克己
<装飾>大庭信正
<衣装>宮部幸
<ヘアメイク>望月志穂美
<編集>洲崎千恵子、小西智香
<音響効果>伊藤瑞樹
<音楽>安川午朗
<助監督>高橋浩
<制作担当>守田健二
<プロダクションマネージャー>杉崎隆行
<プロダクション統括>木次谷良助
<スクリプター>江口由紀子
<主題歌>中山千夏「あなたの心に」(Victor Entertainment) https://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A000401/VICL-63704.html
#ツユクサ #映画 #隕石 #平山秀幸 #安倍照雄 #小林聡美 #平岩紙 #斎藤汰鷹 #江口のりこ #松重豊 #泉谷しげる #ベンガル #桃月庵白酒 #水間ロン #鈴木聖奈 #瀧川鯉昇 #渋川清彦 #東京テアトル

ツユクサ

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  • 発売日: 2022/09/28
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【映画レビュー】「ホリック xxxHOLiC」(2022 日本) [映画]

【映画レビュー】「ホリック xxxHOLiC」(2022 日本)
 人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が見える高校生・四月一日君尋(神木隆之介)。その能力に苦しむ彼は、能力を消し去って普通の生活を送りたいと願う。
 ある日、一匹の蝶に導かれて不思議な“ミセ”にたどり着いた彼は、妖しく美しい女主人・壱原侑子(柴咲コウ)に出会う。侑子は四月一日のどんな願いでも叶えてくれる代わりに、彼の“一番大切なもの”を差し出すように求める。侑子のもとで暮らしながらミセを手伝うことになった四月一日は、様々な悩みを抱えた人たちと出会い、思わぬトラブルに巻き込まれていく…。
 おそらく、原作マンガは面白いものなのだろう。しかし、監督の蜷川実花のカラーを色濃く押し出しているが故、ホラーにもファンタジーにも振り切れていないストーリーと、場面がコロコロと展開し、せっかくの原作と脚本を台無しにしている。何よりも映像美を優先させる、彼女のスタンスが明確に表れている。
 蜷川実花はアートディレクターやフォトグラファーとしては一流なのだろう。しかしながら、こと映画に関しては、その独創性が裏目に出てしまい、同作においても、主演の神木隆之介の演技力に頼り切りの印象を受ける。柴咲コウや松村北斗、磯村勇斗、吉岡里帆といった豪華キャストを揃えてはいるが、その魅力を引き出しているとは言い難い。つまるところ、自分のセンスにこだわり過ぎているのだ。蜷川幸雄の娘ということで、周囲にモノ言うスタッフもいないまま製作されているのだろうということが、容易に想像できる。
 こうした世界観をカルト的に楽しめる人であれば満足できるのかも知れないが、そうでない人にとっては、一流俳優の演技合戦くらいしか、楽しめるポイントがない作品だ。
<評価>★☆☆☆☆
<公式サイト>https://xxxholic-movie.asmik-ace.co.jp/
<公式Twitter>https://twitter.com/xxxHOLiC_movie
<公式Instagram>https://www.instagram.com/holic_movie.official/
<公式TikTok>https://www.tiktok.com/@xxxholic_movie
<監督>蜷川実花
<脚本>吉田恵里香
<製作>高橋敏弘、佐野真之、小西啓介、玉井雄大、金谷英剛、松本智、井田寛、藤倉博、鵜野久美子、西野亮廣
<エグゼクティブプロデューサー>吉田繁暁
<プロデューサー>池田史嗣、宇田充
<共同プロデューサー>秋吉朝子
<撮影>相馬大輔
<照明>佐藤浩太
<録音>石寺健一
<美術監督>Enzo
<美術>後藤レイコ
<装飾>前田陽
<スタイリングディレタター>長瀬哲朗
<ビューティーディレクター>冨沢ノボル
<視覚効果>石井教雄
<アヤカシサウンドデザイン>evala
<声明>藤原栄善
<音響効果>井上奈津子
<編集>小池義幸
<音楽>渋谷慶一郎
<アクションコーディネーター>富田稔
<スクリプター>永倉美香
<音楽プロデューサー>高石真美
<ラインプロデューサー>鈴木嘉弘
<制作担当>松村隆司、前村祐子
<助監督>川村直紀
<原作>CLAMP(講談社) https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000354250
<主題歌>SEKAI NO OWARI「Habit」(UNIVERSAL MUSIC) https://www.universal-music.co.jp/sekainoowari/products/tyct-30131/
#ホリック #xxxHOLiC #映画 #蜷川実花 #CLAMP #吉田恵里香 #神木隆之介 #柴咲コウ #松村北斗 #玉城ティナ #磯村勇斗 #吉岡里帆 #趣里 #DAOKO #モトーラ世理奈 #西野七瀬 #大原櫻子 #てんちむ #橋本愛 #日本アカデミー賞 #中毒 #松竹 #アスミック

ホリック xxxHOLiC

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  • 発売日: 2022/12/02
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【映画レビュー】「truth~姦しき弔いの果て~」(2022 日本) [映画]

【映画レビュー】「truth~姦しき弔いの果て~」(2022 日本)
 映画、テレビを問わず、社会派からコメディ、バラエティまで、実に多様な作品を世に放ってきた堤幸彦氏の記念すべき監督50作目。まさかのインディーズの自主制作映画。しかも、ワンシチュエーションで、一人の男の死によって、交際のあった3人の女性が繰り広げる会話劇。その会話の内容がお下劣この上なく、罵り合いとマウントの取り合いが延々と続く。いわば“愛人”としてしか生きられなかった三十路女性の本音が矢のように飛び交い、舌戦を繰り広げた挙げ句、死した男に関して、ある“真”実にたどり着く。
 コロナ禍の中、仕事を失った3人の女優(広山詞葉、福宮あやの、河野知美)からの逆オファーを受け、たった2日で原案を練り上げ、2か月で撮り終えたといわれた作品でありながら、海外の映画賞を8つも獲得するという常人離れした芸当は、堤幸彦氏の持つ引き出しの多さと、懐に深さが成せることだろう。
 そんな堤監督に応えるように、3人のキャストは、下ネタ満載の下品の限りを尽くしたような会話劇を繰り広げており、三十路独身女性の裏の顔が伺い知れるようでもある。突然、事故死した男は佐藤二朗が演じているが、“忖度出演”とクレジットされている点にも、堤監督の遊び心が垣間見える。
71分という短い作品であるが、矢継ぎ早に言葉の矢が飛び交うアッという間で、かつ濃密な一作だ。
<評価>★★★★☆
<公式サイト>https://truth-film-japan.com/
<公式Twitter>https://mobile.twitter.com/truth_FilmJapan
<公式Instagram>https://www.instagram.com/truth_movie0107/
<監督・原案>堤幸彦
<脚本>三浦有為子
<企画>畑義久
<エグゼクティブプロデューサー>鬼頭理三
<プロデューサー>広山詞葉、福宮あやの、河野知美
<撮影>唐沢悟
<照明>角俊平
<録音>臼井久雄
<美術>田口麻里奈
<衣装>藤崎コウイチ
<ヘアメイク>小坂美由紀
<編集>似内千晶
<音楽プロデューサー>茂木英興
<音楽>魚返明未
<音響効果>壁谷貴弘
<助監督>稲留武
<仕上げ担当>和田泰宏
<スチール>ハラダケイコ
<宣伝ビジュアル>金延さえ
#truth #姦しき弔いの果て #映画 #堤幸彦 #広山詞葉 #福宮あやの #河野知美 #佐藤二朗 #三浦有為子 #喜劇 #インディーズ #コメディ #自主制作 #映画祭 #8冠 #ラビットハウス

truth~姦しき弔いの果て~

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  • 発売日: 2022/09/21
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【映画レビュー】「ハケンアニメ!」(2022 日本) [映画]

【映画レビュー】「ハケンアニメ!」(2022 日本)
 自分自身、アニメファンではない。よって原作も読んでいない。
 アニメ製作現場の過酷さはよく語られていることは知っている。そんな製作側に立ったお仕事ドラマとして、一応の見せ場を作っている。キャストも豪華な名前が並ぶ。
 しかし、新人監督・斎藤瞳(吉岡里帆)が、天才監督・王子千晴(中村倫也)に挑むという図式が、国民的関心事のように描かれている点に、拭い難く、強い違和感を感じる。子役の太陽くん(小林郁大)が、物語序盤に発する「アニメなんか嫌い。全部ウソじゃん」という層が多数派なのが現実であり、自分もそのスタンスに近いからだろうか。
 直木賞作家の原作に豪華キャストを集め、興行収入2億円足らずでは、“爆死”と評価されても致し方ない評価だ。
 吉岡里帆が演じる斎藤が「誰かの胸に刺さってさえくれれば、それでいい」と理想を口にするが、商業映画である以上、綺麗事過ぎて、有り得ないストーリー展開だ。奇しくも、皮肉なことに同作の不発が、それを証明してしまっている。
<評価>★★☆☆☆
<公式サイト>https://haken-anime.jp/
<公式Twitter>https://twitter.com/hakenanime2022
<公式Instagram>https://www.instagram.com/hakenanime2022/
<監督>吉野耕平
<脚本>政池洋佑
<製作>木村光仁、高木勝裕、鷲見貴彦、與田尚志、中野伸二、鉃尾周一、岡徳康
<企画プロデュース>須藤泰司
<プロデューサー>高橋直也、木村麻紀
<キャスティングプロデューサー>福岡康裕
<音楽プロデューサー>津島玄一
<ラインプロデューサー>石川貴博
<撮影>清久素延
<美術>神田諭
<照明>三善章誉
<録音>赤澤靖大
<装飾>神戸信次
<衣装>遠藤良樹
<ヘアメイク>細倉明日歌
<編集>上野聡一
<音響効果>勝亦さくら
<音楽>池頼広
<ナレーション>朴ろ美
<スクリプター>渡邉あゆみ
<俳優担当>林まゆみ
<助監督>木ノ本豪
<制作担当>曽根晋、関浩紀
<VFXプロデューサー>井上浩正、山田彩友美
<アシスタントプロデューサー>北岡睦己
<プロダクション統括>木次谷良助
<「サウンドバック奏の石」監督>谷東
<「サウンドバック奏の石」キャラクター原案>窪之内英策
<「サウンドバック奏の石」メカデザイン>柳瀬敬之
<「運命戦線リデルライト」監督>大塚隆史
<「運命戦線リデルライト」キャラクター原案>岸田隆宏
<アニメーション制作>Production I.G
<実写本編監修>東映アニメーション
<アニメ監修>梅澤淳稔
<原作>辻村深月「ハケンアニメ!」 https://magazineworld.jp/books/paper/7100/
<主題歌>ジェニーハイ「エクレール」(Warner Music Japan) https://wmg.jp/genie-high/discography/26105/
#ハケンアニメ #映画 #アニメ #辻村深月 #吉野耕平 #吉岡里帆 #中村倫也 #柄本佑 #尾野真千子 #工藤阿須加 #小野花梨 #古舘寛治 #六角精児 #高野麻里佳 #前野朋哉 #矢柴俊博 #新谷真弓 #松角洋平 #水間ロン #前原滉 #みのすけ #徳井優 #梶裕貴 #潘めぐみ #木野日菜 #速水奨 #高橋李依 #花澤香菜 #堀江由衣 #小林ゆう #近藤玲奈 #兎丸七海 #大橋彩香 #ジェニーハイ #東映 #届けハケンアニメ #日本アカデミー賞

ハケンアニメ!

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  • 発売日: 2022/09/28
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【サッカー観戦レビュー:キリンチャレンジカップ2023(KIRIN Challenge Cup2023)】○日本代表(Japan) 4-1 (前半2-0 後半2-1) ペルー代表(Peru)● (2023/6/20:パナソニックスタジアム吹田/Panasonic Stadium Suita) [サッカー]

【サッカー観戦レビュー:キリンチャレンジカップ2023(KIRIN Challenge Cup2023)】○日本代表(Japan) 4-1 (前半2-0 後半2-1) ペルー代表(Peru)● (2023/6/20:パナソニックスタジアム吹田/Panasonic Stadium Suita)

<得点者>
前半22分:伊藤洋(日本/Japan)
前半37分:三笘(日本/Japan)
後半18分:伊東(日本/Japan)
後半30分:前田(日本/Japan)
後半38分:ゴンサレス(ペルー/Peru)

<日本代表(Japan)先発メンバー:4-2-3-1>
GK:中村航
DF:(左から)伊藤洋、谷口、板倉、菅原
MF:(左から)三笘、旗手、遠藤、鎌田、伊東
FW:古橋

<日本代表(Japan)交代メンバー>
旗手→守田(後半0分)
古橋→前田(後半16分)
菅原→相馬(後半16分)
鎌田→久保(後半26分)
伊東→堂安(後半26分)
遠藤→瀬古(後半36分)

<採点>
中村航:6(ペルーの決定力不足に助けられた面もあるが、久々の代表戦でも安定感もたらす。失点に責なし)
伊藤洋:6.5(非常に気の利いたポジショニングを取り、ミドルシュートで代表初ゴール)
谷口:5.5(少々ラインを高く取り過ぎたか、あっさりと裏を取られるらしくないプレーも)
板倉:5.5(オフサイドに救われたが、やや軽いプレーが散見。縦に突き刺すパスも見られなかった)
菅原:7(縦横無尽に動き回り攻守に躍動。伊東とのコンビネーションも良かった)
三笘(MOM):7.5(味方を使う場面か自ら仕掛ける場面かの選択が秀逸。仕掛けて決め切った得点も、カウンターから決めたアシストも見事)
旗手:6(前戦エルサルバドル戦と比べると物足りなさが残ったが、中盤の潤滑油として機能していた)
遠藤:6.5(やはり頼りになる存在。守備のみならず、攻撃のスイッチとなる)
鎌田:6.5(本来、得意とするポジションで躍動。何度も決定機に関わる)
伊東:7(攻撃面では相変わらずのスピードを見せ得点も記録。守備面でも肉弾戦を厭わないハードワーク。クロスの質も多彩)
古橋:6(相手DFに高さでは敵わない分、細かく動いて、味方にスペースを作る)
守田:6(インサイドハーフの位置で、後ろをケアしながらも推進力見せた)
前田:6.5(相手のミスを見逃さず、スピードも見せつつ最後は落ち着いてフィニッシュ。持ち味は見せた)
相馬:6(相手が嫌がるポジショニングで相手を押し込んだ)
久保:6.5(連動したプレスで相手のミスを誘い、得点に繋げる。テクニックも披露)
堂安:6(勢いをもって試合に入ったが徐々に失速。シュートシーンも少なかった)
瀬古:5.5(アンカーとして出場も、失点時には相手へのマークを外してしまった)
森保監督:6(選手層の厚みが増したことを実感する2連戦。今後のメンバー選考、組み合わせにおいて、嬉しい悩みが増えた)

#サッカー #日本 #代表 #daihyo #Japan #ペルー #Peru #Soccer #Football #fútbol







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【映画レビュー】「死体の人」(2023 日本) [映画]

【映画レビュー】「死体の人」(2023 日本)
 同作の主人公・吉田広志(奥野瑛太)は、死体役ばかりの「俳優」というより、よりエキストラに近いような「演者」と表現した方が近いような、売れない役者だ。撮影時にも、監督などのスタッフから、名前で呼ばれることはほぼなく、「死体の人」と呼ばれることがほとんど。
 しかし、本人は至って真摯に、その仕事に臨んでおり、時には、「死体の何たるか」「どのように演じれば死体に近付けるか」を監督に訴えるものの、そんな名もなき俳優が語ることなど、聞き入れてはもらえない。それでも心が折れることなく、自宅でも、ビールを飲みながら毒殺されたり、お風呂に入りながら溺死したりと、“殺されるシーン”をシミュレーションするなど、真面目を通り越して、愚直な性格の青年だ。
 ある日、ティッシュに挟まっていた広告に釣られて、自宅にデリヘルを呼ぶ。現役女子大生在籍を売り文句にしている店だったが、訪れた女性の加奈(唐田えりか)は、通学先を「放送大学」とうそぶく。騙されたような気分になった広志だったが、その美貌に惹かれ、リピーターになっていく。
 その加奈も、私生活はボロボロだった。ミュージシャンを目指すといいながら、体を売って得た加奈の稼ぎをブン捕ってはバクチ三昧の日々。絵に描いたようなヒモ男だ。
 そんなダメ男から逃げ、加奈は広志を頼りに、かくまってくれるように頼む。しかし、このヒモ男は加奈に付きまとい、広志の家に殴り込んでくる。“ヒモ男あるある”ではあるが、怒声を張り上げ暴力的になるだけではなく、それがダメなら泣き落としに切り替え、ありとあらゆる手段で、“金づる”である加奈を取り戻そうとする。
 そこで、広志と加奈が取った作戦が、同作のハイライトともいえるシーンだ。思わず“そう来たか!”を快哉を送りたくなる“大芝居”だ。
 こうして、自ら進みべき道を見つけた加奈と、偶然にもそれを後押しした形になった広志は、運命共同体として心を通わせながらも、前向きに、人生を歩むことになる。
 また、広志を語る上で、重要な人物が両親の存在だ。特に母親は、例え死体役ばかりであっても、息子を応援し続ける姿には、底知れぬ愛を感じさせる。
 広志役の奥野瑛太は、日大藝術学部映画学科を卒業し、数多くの映画やテレビドラマに出演している、いわば、俳優の「エリート」だ。ヒロインを演じる唐田えりかも、海外で数多くの映画賞に輝き、韓国でも人気を博している国際派女優だ。
 そんな2人が、売れない役者とデリヘル嬢を演じているのだから、贅沢なキャスティングといえる。広志の両親役にも、きたろうと烏丸せつこを配するなど、脇をキッチリと固めており、コミカルでありながら、心に沁みる人間ドラマを見せてくれている。
 草苅勲監督は、『スクラップ スクラッパー』(2016年)では、個性的なキャラクター設定と、彼らは巻き起こす様々なエピソードを散りばめた作品を世に出しているが、同作においても、自身の俳優経験を落とし込み、普段は光の当たらない場所に光を当て、さらに深掘りした作品に仕上げている。
 『死体の人』という作品名だけ聞くと、“B級感”がよぎるが、同作は、映画・ドラマに携わる俳優・スタッフに対するリスペクトの念はもちろん、加えて、鑑賞者に対しても、「生きるとは何か」そして「死ぬとは何か」という、答えが難しい問いを与えてくれる。
 この世には、死んだように生きている人もごまんといる。しかしながら、日々「死」と向かい合いながら、不器用な生き方を通して理想と現実の折り合いをつけることの難しさに直面し、もがき続けながらも、「生」の意味を探し続ける広志の姿には、生きることの尊さを感じずにはいられないのだ。
<評価>★★★★☆
<公式サイト>https://shitainohito.com/
<公式Twitter>https://twitter.com/shitai_no_hito
<監督>草苅勲
<脚本>草苅勲、渋谷悠
#死体の人 #映画 #草苅勲 #奥野瑛太 #唐田えりか #きたろう #烏丸せつこ #未完成映画予告編大賞

本のゆがみ

本のゆがみ

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  • 発売日: 2018/08/24
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【映画レビュー】「赦し」(原題「DECEMBER」/2023 日本) [映画]

【映画レビュー】「赦し」(原題「DECEMBER」/2023 日本)
 高校生だった娘の恵未をクラスメートに殺害されて以来、7年もの間、現実逃避のためにアルコール依存症となっていた父親・樋口克(尚玄)のもとに、裁判所からの通知が届く。懲役20年の刑に服している加害者・福田夏奈(松浦りょう)に再審の機会が与えられるという場面から、ストーリーが始まる。
 同作は、未成年犯罪を軸に、愛する娘を殺された元夫婦と、犯行時に未成年だった殺人加害者の3人が、それぞれの 癒やしようのない苦しみに囚われた葛藤を見すえ、魂の救済、すなわち“赦し”という深遠なテーマを描いている裁判劇だ。
 大切な一人娘の命を奪った夏奈を憎み続けている克は、元妻の澄子(MEGUMI)とともに法廷に赴く。もちろん、夏奈の釈放を阻止するための証言するためだ。
 しかし、強い懲罰感情を抑えられない克と、忌まわしい過去に見切りをつけたい澄子の感情は、徐々にすれ違っていく。
 やがて法廷では夏奈の口から彼女が殺人に至ったショッキングな動機が明かされ、澄子は裁判から身を退く一方で、復讐の殺意に駆られた克が起こした行動とは…。
 この国では、未成年犯罪が起きる度に、少年法の是非が議論されては忘れ去られていく。改正少年法により、成人年齢が18歳になったところで、問題の解決にはならない。子どもでも分かることだ。「実名報道の解禁」などに至っては、“今さら感”が強く、事件がある度に、ネット上に“特定屋”が現れ、真偽不明の犯人情報であふれかえるのが現実だ。
 「私刑」という言葉もある。意外ではあるが、日本において、私刑を禁ずる法律ができたのは明治時代で、江戸時代までは、村八分や座敷牢への監禁などは、幕府も黙認していたとされている。こうして考えれば、日本人のDNAには、私刑に対する寛容さが備わっているのではないかとさえ思える。
 アンシュル・チョウハン監督は、エストニアの「タリン・ブラックナイト映画祭」でグランプリ、北米最大の日本映画祭「ジャパン・カッツ」で第1回大林賞を受賞したインド出身日本在住の気鋭監督だ。
 同作では、彼の従来の作風を一変させ、重厚でリアリスティックな語り口による本格的な裁判劇を製作した。法廷における裁判官、弁護士、検察官、証人のやりとりを臨場感たっぷりに描出し、スリリングな展開と、登場人物たちが抱く不安、迷い、痛みをシンクロさせた濃密な世界観を作り上げた。
 怒りと憎悪の呪縛に囚われた主人公の克を演じるのは、フィリピンの巨匠ブリランテ・メンドーサと組んだ主演作『義足のボクサー GENSAN PUNCH』(2021年)で主役を演じた尚玄。
 元妻の澄子役には、数々のドラマに出演するほか、第62回ブルーリボン賞助演女優賞を受賞した『台風家族』、『ひとよ』(ともに2019年)などで多彩なキャラクターを演じてきたMEGUMI。深い喪失感を共有しながら、対照的なベクトルで裁判の成り行きを見つめる元夫婦の複雑な思いを表現している。
 加えて、澄子の現在の夫役にオリエンタルラジオの藤森慎吾、裁判長役で真矢ミキが脇を固めている。
 それでも、この作品の見どころは、加害者・夏奈役の松浦りょうの演技に尽きるだろう。『眠る虫』(2020年)では、主役として、盗聴癖のある謎の多い難役を演じ切った、その引き出しの多さが、いかんなく発揮されており、殺人罪によって収監され、弁護士との接見においても、裁判所での証言台に立った際においても、表情や顔色ひとつ変えることなく、その声音によって、感情を表現している。殺人を犯した女囚を不気味なまでに自然に演じているのだ。
 そんなつかみどころのない夏奈と、未成年犯罪を罰することの難しさ、そして、『赦し』という邦題が、どうつながっているのかを解き明かしていくのも、同作を観賞する上で、重要なテーマといえるだろう。
<評価>★★★★★
<監督>アンシュル・チョウハン
<脚本>ランド・コルター
<プロデューサー>山下貴裕、茂木美那、アンシュル・チョウハン
<エグゼクティブプロデューサー>サイモン・クロウ、ランカスター文江
<アソシエイトプロデューサー>前田けゑ、澤繁実、岡田真一、木川良弘
<撮影>ピーター・モエン・ジェンセン
<編集>アンシュル・チョウハン
<音楽>香田悠真
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赦し [DVD]

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  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • 発売日: 2023/09/06
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【サッカー観戦レビュー:キリンチャレンジカップ2023(KIRIN Challenge Cup2023)】○日本代表(Japan) 6-0 (前半4-0 後半2-0) エルサルバドル代表(El Salvador)● (2023/6/15:豊田スタジアム/Toyota Stadium) [サッカー]

【サッカー観戦レビュー:キリンチャレンジカップ2023(KIRIN Challenge Cup2023)】○日本代表(Japan) 6-0 (前半4-0 後半2-0) エルサルバドル代表(El Salvador)● (2023/6/15:豊田スタジアム/Toyota Stadium)
<得点者>
前半1分:谷口(日本代表/Japan)
前半4分:上田(PK)(日本代表/Japan)
前半25分:久保(日本代表/Japan)
前半44分:堂安(日本代表/Japan)
後半15分:中村敬(日本代表/Japan)
後半28分:古橋(日本代表/Japan)

<日本代表(Japan)先発メンバー:4-1-4-1>
GK:大迫
DF:(左から)森下、谷口、板倉、菅原
MF:(左から)三笘、旗手、守田、堂安、久保
FW:上田

<日本代表(Japan)交代メンバー>
菅原→相馬(後半0分)
三笘→中村敬(後半0分)
堂安→川辺(後半20分)
久保→浅野(後半20分)
上田→古橋(後半20分)
守田→伊藤敦(後半31分)

<採点>
大迫:6(唯一といっていいピンチも落ち着いたセーブ見せた)
森下:6(序盤は上がり過ぎて三笘のスペースを消してしまっていたが、早々に修正。守備面でも体を張り、豊富な運動量をアピール)
谷口:7(相手DF2人を吹き飛ばしながらのヘディングシュートで先制点。流れを呼び込む)
板倉:6.5(相手が来ないとなれば積極的に上がり、ミドルシュートも放つ)
菅原:6(右に張るだけではなく、中にも潜り込むオーバーラップを披露)
三笘:7(プレミアリーグでも屈指のドリブル突破はもちろん、味方を使うクレバーさも見せた)
旗手:7(インサイドハーフ起用でも、持ち前のアグレッシブさで相手DFを混乱させた)
守田:6.5(1ボランチの位置から攻撃のスイッチを入れる縦パスを入れた)
堂安:7(ゴールは“ごっつぁん”気味だったものの、その推進力で“ハーフコートゲーム”を演出。球際の強い「新10番」のスタイルを見せた)
久保(MOM):7.5(先制点に繋がるピンポイントのFK、相手の股下を通すラストパス、自らも技術が詰まったゴールを決め、リーガ9得点の“格の違い”を見せた)
上田:6(前線からのチェイシングが効果的。相手DFを退場に追い込み、PKながらも代表初ゴール。しかし、まだまだやれるはず)
相馬:6(“偽サイドバック”として途中出場。攻撃にアクセント加え、正確なクロスでアシストも)
中村敬:6.5(途中出場でゴールという目の見える結果残す。他にもパンチ力あるシュートも披露)
川辺:6(前線が渋滞気味で、なかなかゴール前に顔を出せなかったが、相手に流れを渡さないポジショニング)
浅野:6(相手DFに疲労の色が見える時間帯に投入され、裏を狙い続ける。勝負の勘所を理解しているプレーぶり)
古橋:6.5(クロスを一発で叩き込む“ワンタッチゴーラー”の面目躍如。スコットランドリーグMVPの意地見せた)
伊藤敦:6(代表初招集初出場も落ち着いたプレーぶりで試合を締めた)
森保監督:6.5(早々に相手に退場者を出す展開の中、前半で勝負を決め、新たな選手や様々なオプションも試す余裕も)

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