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【映画レビュー】「日本以外全部沈没」(2006 日本) [映画]

【映画レビュー】「日本以外全部沈没」(2006 日本)
「日本沈没」をパロディー化した小説を、河崎実が映画化したブラックコメディー作。およそあり得ない設定の中、日本人や政府の「ガイジン」に対するアレルギーやコンプレックスを面白おかしく描いており、なおかつ、政治家や外国人スターを“ほぼ本名”で出演させ、風刺に満ちたストーリー展開がシニカルな笑いを誘う。“本家”にも出演した藤岡弘や村野武範も出演しているあたりに、単なるパロディーを超えたメッセージ性も含まれているように感じる。天変地異はともかく、野放図に外国人を受け入れるとこうなるぞ…という近未来を示し、警鐘を鳴らしている作品でもある。
<評価>★★★☆☆
<監督>河崎実
<製作>二木大介、河崎実、鈴木政信
<原典>小松左京
<脚本>右田昌万、河崎実
<監修>実相寺昭雄
<撮影>須賀隆
<音楽>石井雅子
<美術>池谷仙克
<企画>叶井俊太郎
<プロデューサー>河崎実、鈴木政信、二木大介
<助監督>落合崇
<製作担当>福士茂
<照明>岩崎豊
<録音>星一郎
<美術>池谷仙克
<原作>筒井康隆「日本以外全部沈没」(角川書店) https://www.kadokawa.co.jp/product/200601000129/
<主題歌>ミドリカワ書房「『遺言』~日本以外全部沈没のテーマ~」(SonyMusic) 
<インターネット・ムービー・データベース>https://www.imdb.com/title/tt0844678/https://www.sonymusic.co.jp/artist/Midorikawashobou/discography/SRCL-6404
#日本以外全部沈没 #映画 #日本沈没 #河崎実 #小松左京 #実相寺昭雄 #小橋賢児 #柏原収史 #筒井康隆 #松尾貴史 #デーブ・スペクター #筒井康隆 #黒田アーサー #中田博久 #坂本大地 #隅野貞二 #ユリオカ超特Q #つぶやきシロー #イジリー岡田 #寺田農 #松尾政寿 #村野武範 #藤岡弘 #土肥美緒 #パロディ #パニック #難民

日本以外全部沈没 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • 発売日: 2007/01/01
  • メディア: DVD






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【映画レビュー】「日本沈没」(2006 日本) [映画]

【映画レビュー】「日本沈没」(2006 日本)
1973年のオリジナル作品と比べ、地震や津波の映像がリアルさに目が行きがちだが、ポイントはそこではなく、人間ドラマに重きを置いたストーリー展開といえる。田所博士も、単なる地震予知学者としてではなく、海溝プレートを爆破し、完全なる沈没を食い止めるという、万が一の作戦を実行するという役割を与えられ、新味を出している。原作の登場人物や物語そのものも大きく変更されているため、前作と比較するのはナンセンスであり、モチーフを同一とした“別作品”として捉えて鑑賞すれば、酷評されるような作品ではないだろう。主演の草なぎ剛と柴咲コウはもちろん、キャスト陣も素晴らしく、特に豊川悦司の田所博士役はハマっていたように感じた。
<評価>★★★☆☆
<東宝「日本沈没」公式サイト>https://31fb9f38.viewer.kintoneapp.com/public/0a3f41a74b8bb9e879c82e5240035410e01df4c27f0dfc1d2ef44495962b1f44#/detail/def502000a5b6fc2934d340b24c6e190ce104f02be56e708e51985bf42b52c87f08a3e18acf7c2b87e41de104c43b439ea538250a19df03a914beb0dfdde1897eb503347806a06d5966b0f772d821129d31c05651f81cd12beafca4eab1af90730ed1946143fbfcf112234144fd2a900b57203fbd0d7f372616181584e2ee940542e3a910be31bfdc75f742b1fc1a7f00970fd56a313a71bf2
<監督>樋口真嗣
<プロデューサー>中沢敏明
<エグゼクティブプロデューサー>濱名一哉
<脚本>加藤正人
<撮影>河津太郎
<美術>原田恭明
<編集>奥田浩史
<音楽>岩代太郎
<特技監督>神谷誠
<原作>小松左京「日本沈没」(光文社) https://www3.kobunsha.com/kappa/pop/kb72043-95.html
<インターネット・ムービー・データベース>https://www.imdb.com/title/tt0473064/
<「日本沈没」オリジナルサウンドトラック>https://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A016082/VICL-62028.html
<主題歌>SunMin thanX Kubota「Keep Holding U」(Victor) https://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A020620/VICL-36076.html
#日本沈没 #映画 #小松左京 #樋口真嗣 #草なぎ剛 #柴咲コウ #及川光博 #國村隼 #石坂浩二 #豊川悦司 #大地真央 #福田麻由子

日本沈没 スタンダード・エディション [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2007/01/19
  • メディア: DVD






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【映画レビュー】「ニュースの真相」(原題「Truth」/2015 オーストラリア・アメリカ) [映画]

【映画レビュー】「ニュースの真相」(原題「Truth」/2015 オーストラリア・アメリカ)
2004年アメリカ大統領選での再選を目指すジョージ・W・ブッシュが、元大統領であった父親のコネを使って兵役を怠ったという軍歴詐称疑惑スクープを、CBSのニュース番組「60ミニッツⅡ」が報道したものの、その後、証拠は偽装されたものとされ、「21世紀最大の誤報」と言われた実話を描いた作品。結果、真実に迫ることなく、プロデューサーは解雇されてしまうわけだが、テレビ(新聞もそうだが)など、商業ベースでの報道の価値を明らかにしているという意味では、大きな示唆を投げかけている。カラ取材が横行するネットニュース全盛のこの時代には、こうした徹底的な取材を通じた報道など願うべくもないからだ。今、こうしている間にも政権や権力者は腐敗を続け、一般人は取るに足らない芸能人のスキャンダルくらいしか目にすることはない。特にこの国ではその傾向が強いと感じる。2015年の作品ではあるが、陳腐なニュースがネットで垂れ流される現代において、“このままではダメだ”と、目を覚まさせられるストーリー展開だ。
<評価>★★★★☆
<日本語版公式サイト>http://truth-movie.jp/
<英語版公式サイト>https://www.sonyclassics.com/truth/
<公式Facebook>https://www.facebook.com/shinsou.movie/
<公式Twitter>@shinsou_movie
<監督>ジェームズ・バンダービルト
<製作>ブラッドリー・J・フィッシャー、ウィリアム・シェラック、ジェームズ・バンダービルト、ブレット・ラトナー、ダグ・マンコフ、アンドリュー・スポールディング
<製作総指揮>ミケル・ボンドセン、ジェームズ・パッカー、ニール・タバツニック、スティーブン・シルバー
<脚本>ジェームズ・バンダービルト
<撮影>マンディ・ウォーカー
<美術>フィオナ・クロンビー
<衣装>アマンダ・ニール
<編集>リチャード・フランシス=ブルース
<音楽>ブライアン・タイラー
<インターネット・ムービー・データベース>https://www.imdb.com/title/tt3859076/?ref_=nv_sr_srsg_0
<原作>メアリー・メイプス「大統領の疑惑―米大統領選を揺るがせたメディア界一大スキャンダルの真実」(キノブックス) http://truth-movie.jp/book/
#ニュースの真相 #映画 #大統領の疑惑 #ニュース #報道 #メディア #CBS #大統領 #スキャンダル #ジャーナリズム #スクープ #メアリー・メイプス #ジェームズ・バンダービルト #ケイト・ブランシェット #ロバート・レッドフォード #エリザベス・モス #トファー・グレイス #デニス・クエイド #ステイシー・キーチ #ブルース・グリーンウッド

ニュースの真相(字幕版)

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  • 発売日: 2017/05/02
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【映画レビュー】「CUBE 一度入ったら、最後」(2021 日本) [映画]

【映画レビュー】「CUBE 一度入ったら、最後」(2021 日本)
ワンシチュエーション作品の先駆けともいえるカナダ映画のリメイク。さすがに四半世紀前の作品とあって、ストーリー展開の中のスリラー性やサスペンス性に新鮮味はない。豪華なキャスト陣の演技には引き込まれるものはあるが、何せそのキャラクター設定が説明不足であり、エンディングも含めて、消化不良感が否めないのが残念。リメイクの中に、何とかオリジナル感を出そうとする難しさを感じさせる作品だが、ともすればグロテスクになりがちな演出も抑えめに、CUBEの世界観は可能な限り、表現しようとしていたのかなとは感じた。ともかく、20年以上も前の作品を、そのまま表現することの難しさを示したといえる。
<評価>★★☆☆☆
<公式サイト>https://movies.shochiku.co.jp/cube/
<公式Twitter>https://twitter.com/cube_m0vie
<公式Instagram>https://www.instagram.com/cube_m0vie/
<公式TiktTok>https://www.tiktok.com/@cube_m0vie
<監督>清水康彦
<脚本>徳尾浩司
<エグゼクティブプロデューサー>吉田繁暁
<クリエイティブアドバイザー>ビンチェンゾ・ナタリ
<コンセプトデザイン>カイル・クーパー
<プロデューサー>石田聡子、舩津晶子
<映像デザイン>栗田豊通
<撮影>栗田豊通
<カメラオペレーター>川上智之
<照明>上野甲子朗
<録音>栗原和弘
<美術>橋本直征
<編集>今井剛
<VFXプロデューサー>浅野秀二
<音響効果>堀内みゆき
<音楽>やまだ豊
<音楽プロデューサー>高石真美
<記録>丹羽春乃
<監督補>塩崎遵
<アソシエイトプロデューサー>松田裕佑、大庭闘志
<プロダクションマネージャー>小松次郎
<ラインプロデューサー>大熊敏之
<原案>ヴィンチェンゾ・ナタリ「Cube」(1997 カナダ) https://www.imdb.com/title/tt0123755/
<主題歌>星野源「Cube」(Speedstar Recoers) https://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A023121/VE3WA-19398.html
#CUBE #映画 #映画CUBE #菅田将暉 #杏 #岡田将生 #田代輝 #斎藤工 #吉田鋼太郎 #柄本時 #田代輝 #山時聡真 #星野源 #清水康彦 #徳尾浩司 #ビンチェンゾ・ナタリ #ホラー #サスペンス #サイコスリラー #松竹

CUBE 一度入ったら、最後

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  • 発売日: 2022/02/16
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【映画レビュー】「マスカレード・ナイト」(2021 日本) [映画]

【映画レビュー】「マスカレード・ナイト」(2021 日本)
“何を演じてもキムタク”なんて揶揄されることも多いが、この新田役に関しては、彼以外の配役が想像できないほどのハマり役といえる。バディを酌む山岸(長澤まさみ)とのやり取りも絶妙で、物語を引っ張っていく。ストーリー展開としては、テンポがやや早すぎる印象で、ミステリー要素は少ないものの、キャスト陣もそれぞれが良い味を出しており、作品に彩りを加えている。東野圭吾は思いミステリー作品を数多く執筆している印象があるが、こうしたエンタメ色の強い作風でもあるのだと感心させられた。推理を楽しむというより、一流ホテルで巻き起こるアクシデントの数々と、独特の世界観を楽しむ娯楽作として観るのが正解のように感じた。
<評価>★★★☆☆
<公式サイト>https://masquerade-night.jp/
<公式Twitter>https://twitter.com/hotelcortesia
<公式Instagram>https://www.instagram.com/masquerade_movie/
<監督>鈴木雅之
<脚本>岡田道尚
<製作>小川晋一、 瓶子吉久、藤島ジュリーK.、松岡宏泰
<音楽>佐藤直紀
<エグゼクティブプロデューサー>臼井裕詞
<プロデューサー>若松央樹、和田倉和利、日高峻
<ラインプロデューサー>森賢正
<撮影>江原祥二
<照明>吉角荘介
<録音>武進
<美術>あべ木陽次
<衣装デザイン>黒澤和子
<アートコーディネーター>森田誠之、佐々木伸夫
<美術デザイン>小林久之
<装飾>野本隆行
<美術プロデュース>三竹寛典
<編集>田口拓也、田村宗大
<選曲>藤村義孝
<音響効果>壁谷貴弘
<スクリプター>戸国歩
<VFスーパーバイザー>小坂一順
<カラーグレーダー>齋藤精二
<キャスティング>緒方慶子
<アルゼンチンタンゴ指導>サエ&ファン・カルロス
<助監督>片島章三
<製作担当>鍋島章浩、岩谷浩
<原作>東野圭吾「マスカレード・ナイト」(集英社) https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-744152-9
#マスカレード・ナイト #映画 #東野圭吾 #鈴木雅之 #木村拓哉 #長澤まさみ #小日向文世 #石黒賢 #沢村一樹 #石橋凌 #鶴見辰吾 #渡部篤郎 #勝村政信 #木村佳乃 #高岡早紀 #梶原善 #泉澤祐希 #東根作寿英 #石川恋 #中村アン #田中みな実 #凰稀かなめ #麻生久美子 #博多華丸 #篠井英介 #東宝

マスカレード・ナイト

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  • 発売日: 2022/03/16
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【映画レビュー】「コレクティブ 国家の嘘」(原題「Colectiv」/2019 ルーマニア・ルクセンブルク・ドイツ) [映画]

【映画レビュー】「コレクティブ 国家の嘘」(原題「Colectiv」/2019 ルーマニア・ルクセンブルク・ドイツ)
ブカレストライブハウス「コレクティブ」での火災で犠牲者が出るところから始まり、病院で助かるはずの命が次々と失われていくことから、スポーツ新聞「ガゼタ」による調査報道を軸としたストーリー展開のドキュメンタリー映画。前半は、医療業界と癒着し、腐敗し切った政府を追い詰める様を淡々と描いている。「メディアが権力に屈したら国家が国民を虐げる」のセリフは、せいぜいコタツ記事と、芸能スキャンダルしか追いかけられないこの国の腐れっぷりをも言い表しているようだ。記者に直接、不正を告発しようとした看護師に対し「このようなリークは正しいやり方ではない」とたしなめる場面など、報道記者としてのプライドを感じさせる。後半は、新任の保険相が改革と透明化に奔走するものの、腐敗した前政権によるネガティブキャンペーンにより、次の総選挙で再び政権を奪回してしまうという救いようのないラスト。まるで我が国を描いているようなディストピア作品だ。しかしながら、ルーマニアのスポーツ新聞は政府相手に闘った事実はあるわけであり、つくづく、この国に、真の「マスメディア」や「ジャーナリズム」は存在しないことを感じさせられる作品でもあった。
<評価>★★★★☆
<公式サイト>https://transformer.co.jp/m/colectiv/
<監督・撮影>アレクサンダー・ナナウ
<製作>アレクサンダー・ナナウ、ビアンカ・オアナ、ベルナール・ミショー、ハンカ・カステリコバ
<脚本>アントアネタ・オプリ、アレクサンダー・ナナウ
<編集>アレクサンダー・ナナウ、ジョージ・クレイグ、ダナ・ブネスク
<音楽>キャン・バヤニ
#コレクティブ #国家の嘘 #映画 #Colectiv #ルーマニア #ルクセンブルク #ドイツ #アレクサンダー・ナナウ #ドキュメンタリー #医療 #汚職 #ジャーナリスト #新聞 #記者 #報道 #アカデミー賞 #マスコミ #スポーツ新聞 #カタリン・トロンタン #カメリア・ロイウ #テディ・ウルスレァヌ #ブラド・ボイクレスク #ルチス・ホジャ #トランスフォーマー

コレクティブ 国家の嘘(字幕版)

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  • 発売日: 2022/04/02
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【映画レビュー】「DUNE/デューン 砂の惑星」(原題「Dune:Part One」/2021 アメリカ) [映画]

【映画レビュー】「DUNE/デューン 砂の惑星」(原題「Dune:Part One」/2021 アメリカ)
素晴らしいCGと音楽の迫力だけで2時間半押し切ってしまったような作品。西暦20191年、AIとの戦争を経た後の人類を描いているが、他の惑星に住み、宇宙船が飛びまくっている一方で、戦闘シーンが鎧をまとった上での剣闘だったり、妙な精神世界が人々を支配していたりで、「メランジ」なるスパイスの採掘権を巡る戦争描写においては、中世的でもある。要は作者が使えたいはずの世界観が全く伝わってこないのである。ストーリー展開も冗長であり、退屈させられるものであった。続編ありきのプロローグ的作品とはいえ、続きを見る気にさせるような仕掛けも感じられなかった。
<評価>★☆☆☆☆
<公式サイト>https://wwws.warnerbros.co.jp/dune-movie/
<監督>ドゥニ・ビルヌーブ
<製作>メアリー・ペアレント、ドゥニ・ビルヌーブ、ケイル・ボイター、ジョセフ・M・カラッシオロ・Jr.
<製作総指揮>タニヤ・ラポワンテ、ジョシュア・グローデ、ハーバート・W・ゲインズ、ジョン・スパイツ、トーマス・タル ブライアン・ハーバート、バイロン・メリット、キム・ハーバート、リチャード・P・ルビンスタイン、ジョン・ハリソン
<脚本>ジョン・スパイツ、ドゥニ・ビルヌーブ、エリック・ロス
<撮影>グレイグ・フレイザー
<美術>パトリス・バーメット
<衣装>ジャクリーン・ウェスト、ロバート・モーガン
<編集>ジョー・ウォーカー
<音楽>ハンス・ジマー
<視覚効果スーパーバイザー>ポール・ランバート
<サウンドトラック>ハンス・ジマー「デューン 砂の惑星 オリジナル・サウンドトラック」(WaterTower Music)
<原作>フランク・ハーバート「デューン 砂の惑星」(早川書房) https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000013135/genre_001002/page3/disp_pc/
#Dune #デューン #砂の惑星 #映画 #フランク・ハーバート #ドゥニ・ビルヌーブ #SF #ティモシー・シャラメ #レベッカ・ファーガソン #オスカー・アイザック #ジョシュ・ブローリン #ステラン・スカルスガルド #デイブ・バウティスタ #シャロン・ダンカン=ブルースター #スティーブン・マッキンリー・ヘンダーソン #ゼンデイヤ #チャン・チェン #シャーロット・ランプリング #ジェイソン・モモア #ハビエル・バルデム #デビッド・ダストマルチャン #バブス・オルサンモクン #ゴルダ・ロシューベル #ロジャー・ユアン #アカデミー賞 #ゴールデングローブ賞 #ワーナー

DUNE/デューン 砂の惑星(字幕版)

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  • 発売日: 2022/02/02
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【映画レビュー】「告白」(2010 日本) [映画]

【映画レビュー】「告白」(2010 日本)
我が子を理不尽なイジメによって亡くし、感情を失った教師という難役を松たか子が見事に演じている。淡々と、恐ろしい“告白”をしているシーンから始まり、また、むかつくガキどもをよく表現しているという意味で、子役たちの演技も素晴らしく、重いテーマにも関わらず、カメラワークやカット割り、ストーリー展開のテンポ、加えて映像の濃淡や効果的な音楽など、映像美も相まって、どんどん物語に引き込まれていく。そして、ラストシーンも衝撃的であり、復讐に燃えたものの恐ろしさをまざまざと見せつけられるような作品であった。
<評価>★★★★☆
<TOHOシネマズ「告白」公式サイト>https://hlo.tohotheater.jp/net/movie/TNPI3060J01.do?sakuhin_cd=007642
<TOHOシネマズ「告白」Twitter>https://twitter.com/kokuhaku_toho
<監督・脚本>中島哲也
<製作>島谷能成、百武弘二、吉田眞市、鈴木ゆたか、諸角裕、宮路敬久、喜多埜裕明、大宮敏靖
<エグゼクティブプロデューサー>市川南、塚田泰浩
<企画>川村元気
<プロデューサー>石田雄治、鈴木ゆたか、窪田義弘
<撮影>阿藤正一、尾澤篤史
<照明>高倉進
<録音>矢野正人
<美術>桑島十和子
<スタイリスト>申谷弘美
<ヘアメイク>山崎聡
<装飾>西尾共未
<ビジュアルエフェクツスーパーバイザー>柳川瀬雅英
<ビジュアルエフェクツプロデューサー>土屋真治
<CGディレクター>増尾隆幸
<編集>小池義幸
<音楽プロデューサー>金橋豊彦
<原作>湊かなえ「告白」(双葉社) https://honto.jp/netstore/pd-book_03247858.html
<主題歌>RADIOHEAD「Last Flowers」 
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告白

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  • 発売日: 2014/04/23
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【映画レビュー】「MINAMATA―ミナマタ―」(原題「Minamata」/2020 アメリカ) [映画]

【映画レビュー】「MINAMATA―ミナマタ―」(原題「Minamata」/2020 アメリカ)
誰しもが社会科の授業で習ったであろう「水俣病」を、米国の視点から描いており、日本社会や日本企業の狂った部分を余すところなく詳らかにしている。ジョニデが主演であることも驚きであり、日本側のキャストにも錚々たる面々が名を連ねている。水俣で撮影し、加害企業である「チッソ」を実名で出している点、そして、水俣病患者の悲惨な現状を、実際の映像も交えつつ、実に鮮明に表現している点は大いに評価できる。しかしながら、残念なことに同作は「アメリカ映画」であり、日本の製作会社がこうした作品を作らずに、ドラマやアニメの映画化でセコセコ稼いでいる現状を考えると情けなくなる。入口紀男とかいう“自称学者”が、些末なシーンを突いて、同作を「捏造だ」「ヤラセだ」「違法だ」と、全力でディスっているが、学者として以前に、日本人として、そして人間として恥ずかしくないのだろうか。日本国内の公害問題をアメリカに指摘されるのが、死んでも嫌なのだろうと、容易に想像できる。まぁ、“自称学者”“自称専門家”の胡散臭さは、このコロナ禍でハッキリしたとも言えるが…。同作に関しては、記録映画としての意味も含め、後世に残すべき名作といえよう。
<評価>★★★★★
<公式サイト>https://longride.jp/minamata/
<公式Twitter>https://twitter.com/MINAMATA_movie
<映画配給会社ロングライド公式Facebook>https://www.facebook.com/movie.longride/
<映画配給会社ロングライド公式Instagram>https://www.instagram.com/longride_movie/
<監督>アンドリュー・レビタス
<製作>サム・サルカル、ビル・ジョンソン、ガブリエル・タナ、ケビン・バン・トンプソン、デビッド・ケスラー、ザック・エイバリー、アンドリュー・レビタス、ジョニー・デップ
<製作総指揮>ジェイソン・フォーマン、ピーター・タッチ、スティーブン・スペンス、ピーター・ワトソン、マリー=ガブリエル・スチュワート、フィル・ハント、コンプトン・ロス、ノーマン・メリー、ピーター・ハンプデン、ノブ・ハセガワ、ジョー・ハセガワ
<脚本>デビッド・ケスラー、スティーブン・ドイターズ、アンドリュー・レビタス、ジェイソン・フォーマン
<撮影>ブノワ・ドゥローム
<美術>トム・フォーデン
<衣装>モミルカ・バイロビッチ
<編集>ネイサン・ヌーゲント
<音楽>坂本龍一
<音楽監修>バド・カー
#MINAMATA #ミナマタ #映画 #水俣病 #ユージン・スミス #ジョニー・デップ #真田広之 #國村隼 #美波 #加瀬亮 #浅野忠信 #岩瀬晶子 #キャサリン・ジェンキンス #ビル・ナイ #青木柚 #坂本龍一 #アンドリュー・レビタス #水俣 #写真 #熊本 #公害 #実話 #ニューズウィーク #LIFE #ロングライド #入口紀男

MINAMATA−ミナマタ−(字幕版)

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  • 発売日: 2022/02/18
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【映画レビュー】「キネマの神様」(2021 日本) [映画]

【映画レビュー】「キネマの神様」(2021 日本)
主演予定だった志村けんさんのコロナによる急逝によって話題先行となった感もあるが、非常に難しい状況で代役を引き受けた沢田研二のダメ爺ぶりもなかなか良かった。若き日の主人公を演じた菅田将暉も含めて、キャスト陣もハマっており、永野芽郁や北川景子も、新たな魅力を見せてくれている。現在と過去を行ったり来たるするパラレルワールドを、違和感ないストーリー展開で見せてくれる作品であり、妙な捻りがないのが、逆に好感を持てた。加えて、沢田研二が東村山音頭を歌うシーンやコロナ禍を映し出したシーンなども含めて、映画界を取り巻く環境や、同作に携わった人々の映画愛が使わってくる作品でもあった。
<評価>★★★★☆
<公式サイト>https://movies.shochiku.co.jp/kinema-kamisama/
<公式Twitter>https://twitter.com/kinema_kamisama
<公式Instagram>https://www.instagram.com/kinema_kamisama/
<監督>山田洋次
<脚本>山田洋次、朝原雄三
<プロデューサー>房俊介、阿部雅人
<撮影>近森眞史
<照明>土山正人
<録音>長村翔太
<美術>西村貴志
<編集>石島一秀
<音楽>岩代太郎
<VFX監修>山崎貴
<原作>原田マハ「キネマの神様」(文春文庫) https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167801335
<主題歌>RADWIMPS feat.菅田将暉「うたかた歌」(Muzinto Records/EMI) https://radwimps.jp/foreverdaze/
#キネマの神様 #映画 #沢田研二 #菅田将暉 #山田洋次 #原田マハ #志村けん #永野芽郁 #宮本信子 #野田洋次郎 #小林稔侍 #寺島しのぶ #北川景子 #リリー・フランキー #前田旺志郎 #志尊淳 #松尾貴史 #広岡由里子 #北山雅康 #原田泰造 #片桐はいり #迫田孝也 #近藤公園 #豊原江理佳 #渋谷天笑 #渋川清彦 #松野太紀 #曽我廼家寛太郎 #前田航基 #RADWIMPS #松竹 #日本アカデミー賞

キネマの神様

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