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【映画レビュー】「MOTHER マザー」(2020 日本) [映画]

【映画レビュー】「MOTHER マザー」(2020 日本)
実際に起きた少年の祖父母殺害事件をベースにした大森立嗣の脚本もさることながら、毒母を演じ切った長澤まさみのクズっぷりが最低で最高だった。子役の郡司翔と青年期役の奥平大兼も素晴らしく、重い表情の演技が心に突き刺さる。実話ベースとはいえ、暗澹たる気持ちにさせられるストーリー展開であり、ラストも救いようもない締め方で、ひたすら重い作品だが、日本社会の不都合な真実を見せ付けられた思いにもさせられる秀作だった。
<評価>★★★★☆
<監督>大森立嗣
<脚本>大森立嗣、港岳彦
<企画・製作・エグゼクティブプロデューサー>河村光庸
<プロデューサー>佐藤順子
<共同プロデューサー>金井隆治、鈴木俊輔、岡本圭三、飯田雅裕
<撮影>辻智彦
<照明>大久保礼司
<録音>高田伸也
<美術>大原清孝
<衣装>纐纈春樹
<へアメイク>豊川京子
<編集>早野亮
<音楽>岩代太郎
<助監督>近藤有希
<キャスティング>杉野剛
<題字>赤松陽構造
<スチール>三木匡宏
<ラインプロデューサー>古賀秦一郎
<制作担当>三村薫
#マザー #MOTHER #映画 #大森立嗣 #長澤まさみ #奥平大兼 #阿部サダヲ #夏帆 #皆川猿時 #仲野太賀 #土村芳 #荒巻全紀 #大西信満 #木野花 #郡司翔 #浅田芭路 #KADOKAWA #スターサンズ

MOTHER マザー

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  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2021/11/05
  • メディア: Prime Video






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【映画レビュー】「KCIA 南山の部長たち」(2020 韓国) [映画]

【映画レビュー】「KCIA 南山の部長たち」(原題「남산의 부장들」/英題「The Man Standing Next」/2020 韓国)
1979年のパク・チョンヒ韓国大統領暗殺事件を中心に、韓国中枢の闇を描いた、ほぼノンフィクションともいえる作品。40数年前の事件ではあるが、現在の隣国を見るにつけ、韓国の政治体制は旧態依然としているとも感じる。大統領になった者たちの、その後の行く末が、それを証明している。大統領の不正のリークが「サンデー毎日」だったり、盗聴に使われた機器がソニー製だったり、日本も無関係ではなかったことも分かる。決して表情を崩さず、眼力や顔の角度で感情を表現するイ・ビョンホンの演技にも圧倒される。決意を固めた時の、震えながら涙するシーンが、この物語のハイライトだ。ストーリー展開もテンポが良く、当時の韓国の様子などの描写も細かく表現されている。思えば、韓国は朝鮮戦争を“休んでいる”だけで、名目上は戦争中の国である。隣国の歴史背景や政治体制を知るにも、大いに参考になる作品といえる。
<評価>★★★★☆
<公式サイト>http://klockworx-asia.com/kcia/
<クロックワークス:アジアエンタメ情報公式Twitter>https://twitter.com/klockworxasia
<クロックワークス:アジアエンタメ情報公式Facebook>https://www.facebook.com/klockworxasia/
<クロックワークス:アジアエンタメ情報公式Instagram>https://www.instagram.com/klockworxasia/
<監督>ウ・ミンホ
<脚本>ウ・ミンホ、イ・ジミン
<撮影>コ・ラクソン
<美術>チョ・ファソン
<音楽>チョ・ヨンウク
<原作>キム・チュンシク(金忠植)「実録KCIA―『南山と呼ばれた男たち』」(講談社) https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000176861
<インターネット・ムービー・データベース>https://www.imdb.com/title/tt11358398/?ref_=ttco_co_tt
#KCIA南山の部長たち #KCIA #南山の部長たち #映画 #韓国 #イ・ビョンホン #イ・ソンミン #ウ・ミンホ #クァク・ドウォン #イ・ヒジュン #キム・ソジン #暗殺 #大統領 #朴正煕 #中央情報部 #実話 #ノンフィクション

KCIA 南山の部長たち(字幕版)

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  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2021/05/29
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【映画レビュー】「アンダー・ウォー~地下道爆破計画~」(原題「The War Below」/2021 イギリス) [映画]

【映画レビュー】「アンダー・ウォー~地下道爆破計画~」(原題「The War Below」/2021 イギリス)
第一次世界大戦での、パッシェンデールの戦いにおけるメシヌ高地での、ドイツ軍陣地にイギリス軍が攻撃を仕掛ける実際の作戦をもとに描かれた戦争フィクション作。実際に、炭鉱夫が戦争の最前線に駆り出され、敵を爆殺するためのトンネルを堀などという任務を課せされていたかどうかは不明だが、実際に、この作戦が成功し、ドイツ軍1万人を撃破したことは事実なのだから、ある程度は事実に即しているのだろう。主人公は爆発とともに“名誉ある死”を遂げたが、未亡人となった妻の「王からの手紙など“馬糞”ほどの価値もない」というセリフが、戦争に悲劇を物語っているだろう。この後、世界はこの過ちを何度も繰り返すことになるのだが…。
<評価>★★★☆☆
<監督>J・P・ワッツ
<脚本>J・P・ワッツ、トーマス・ウッズ
<製作>ルイス・ゲレーロ、ウィル・ノッチェル、クリス・レモス
<製作総指揮>ブラッド・フリードランダー
<撮影>ニック・クック
<美術>キャロライン・スタイナー
<衣装>オリバー・クロンク
<音楽>アン・クローネン
<インターネット・ムービー・データベース>https://www.imdb.com/title/tt10381014/
#アンダー・ウォー #映画 #J・P・ワッツ #サム・ヘイゼルダイン #トム・グッドマン=ヒル #クリス・ヒッチェン #アンドリュー・スカーボロー #アンナ・マグワイア #エリオット・ジェームズ・ラングリッジ #ジョゼフ・ステイン #サム・クレメット #ソニー・アシュボーン・サーキス #ダグラス・リース #ジェイク・ホイールドン #スチュアート・アダムス #フィリップ・コレイア #ベンジャミン・ファリー #アーロン・ハートリー #サミュエル・ジェームス #マーク・キット #アレクサ・モーデン #イギリス #戦争 #第一次世界大戦 #パッシェンデール #メシヌ #イーペル

アンダー・ウォー 史上最大の地下爆破作戦(字幕版)

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  • 発売日: 2022/01/21
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【映画レビュー】「ノマドランド」(原題「Nomadland」/2021 アメリカ) [映画]

【映画レビュー】「ノマドランド」(原題「Nomadland」/2021 アメリカ)
リーマンショックによる不景気の影響で、家を失い、期間労働者渡り歩きながら、RV車で車上生活を送ることになった中年女性、行く先々で、同じような「ノマド(遊牧民)」生活を送る人々との交流を描くロードムービー。出演者には、本当に「ハウスレス」生活を送る人も出演しており、ほぼノンフィクションともいえる。始めは「家がない人=可哀そうな人」という先入観があったが、その感情をぶち壊してくれる作品だ。“好きでこの生活をしている”という層も、一定数いるわけで、迷惑をかけてさえなければ、その人生観や価値観を、誰も否定はできない。「Amazonの倉庫」を、「ノマドの人でも受け入れる貴重な働き口」と捉えるか、「労働力を搾取する貧困ビジネス」と捉えるかは、見ている人によって変わると思うが、住所がないとバイトすらできない日本に比べればマシなのではないかとも感じる。映像や音楽も美しく、あらゆる意味で示唆に富む作品だが、現実の日本では、到底、不可能だろうなぁとも感じさせられた。
<評価>★★★★☆
<監督・脚本・編集>クロエ・ジャオ
<製作>フランシス・マクドーマンド、ピーター・スピアーズ、モリー・アッシャー、ダン・ジャンビー、クロエ・ジャオ
<撮影・美術>ジョシュア・ジェームズ・リチャーズ
<音楽>ルドビコ・エイナウディ
<原作>ジェシカ・ブルーダー「ノマド:漂流する高齢労働者たち」フランシス・マクドーマンド
 https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393333648.html
#ノマドランド #映画 #クロエ・ジャオ #フランシス・マクドーマンド #デヴィッド・ストラザーン #リンダ・メイ #シャーリーン・スワンキー #ボブ・ウェルズ #ピーター・スピアーズ #モリー・アッシャー #ダン・ジャンヴィー #アカデミー賞 #ベネチア国際映画祭 #トロント国際映画祭 #ゴールデングローブ賞 #ホームレス #ハウスレス #車上生活 #遊牧民 #ノマド

ノマドランド (字幕版)

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  • 発売日: 2021/05/21
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【映画レビュー】「ワールド・ウォーZ(原題「World War Z/(2013 アメリカ) [映画]

【映画レビュー】「ワールド・ウォーZ(原題「World War Z/(2013 アメリカ)
感染するとゾンビ化するウィルスにより、世界中にゾンビが大量発生するという設定。ブラッド・ピッドがゾンビ映画で主演を演じること自体が注目された作品であったが、単なるゾンビもの・ウィルスもののにとどまらず、ゾンビの描写や、パニックとなる街の様子などがリアリティあふれるシーンも含め、スピード感ある展開の中にも、人間ドラマがしっかりと描かれており、見応えがあった。ラストの「戦えるものは戦え。助け合い、決して油断するな」というセリフが、あたかもコロナウィルスの世界的パンデミックを予見していたかのようにも聞こえる。現代に生きる人類が、今のコロナウィルスのパンデミックから、何を学習するのだろうか、それとも何も学習しないのだろうか…。そんな事にも思うを馳せる作品であった。
<評価>★★★☆☆
<監督>マーク・フォースター
<製作>ブラッド・ピット、デデ・ガードナー、ジェレミー・クライナー、イアン・ブライス
<製作総指揮>マーク・フォースター、ブラッド・シンプソン、デビッド・エリソン、ダナ・ゴールドバーグ、ポール・シュウェイク、グレアム・キング、ティム・ヘディントン
<原案>マシュー・マイケル・カーナハン、J・マイケル・ストラジンスキー
<脚本>マシュー・マイケル・カーナハン、ドリュー・ゴダード、デイモン・リンデロフ
<撮影>ロバート・リチャードソン
<美術>ナイジェル・フェルプス
<衣装>マイェス・C・ルベオ
<編集>ロジャー・バートン、マット・チェシー
<音楽>マルコ・ベルトラミ
<原作>マックス・ブルックス「WORLD WAR Z/An Oral History of the Zombie War」(Crown/文藝春秋) https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163291406
<オリジナルサウンドトラック>http://filmmusicreporter.com/2013/05/28/world-war-z-soundtrack-details/
<インターネット・ムービー・データベース>https://www.imdb.com/title/tt0816711/
#ワールド・ウォーZ #WorldWarZ #映画 #ウィルス #ゾンビ #パンデミック #マックス・ブルックス #マーク・フォースター #ブラッド・ピット #ミレイユ・イーノ #ダニエラ・ケルテス #ファナ・モコエナ #アビゲイル・ハーグローブ #スターリング・ジェリンズ #ジェームズ・バッジ・デール #マシュー・フォックス #デビッド・モース #ルディ・ボーケン #エリス・ガベル #ピーター・キャパルディ #フランチェスコ・ファビーノ #ルース・ネッガ #モーリッツ・ブライブトロイ #ファブリツィオ・ザカリー・グイド #ジョン・ゴードン・シンクレア

ワールド・ウォーZ(吹替版)

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  • 発売日: 2013/12/20
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【映画レビュー】「ライアー×ライアー」(2021 日本) [映画]

【映画レビュー】「ライアー×ライアー」(2021 日本)
親の再婚によって、義理の姉弟同士となった男女のラブストーリー。題材としては、センシティブなものであるが、時にコミカルに、時にシリアスに描き、イヤらしさを全く感じさせない、きれいな物語に仕上がっている。お互いを思うがための“ウソ”を、長年にわたりつき続け、最後にそのウソから解放される美しいエンディングだ。朝ドラ俳優にまで成長した松村北斗のイケメンぶりはもちろん、森七菜のコメディエンヌぶりも十分に発揮され、その演技の幅には感服させられた。恋愛マンガの映画化ということであるが、一本の劇映画として先入観を持たずに鑑賞できる作品であった。
<評価>★★★★☆
<公式サイト>https://liarliar-movie.asmik-ace.co.jp/
<公式Twitter>https://twitter.com/liarliar_movie
<公式Instagram>https://www.instagram.com/liarliar_movie/
<監督>耶雲哉治
<脚本>徳永友一
<エグゼクティブプロデューサー>豊島雅郎
<プロデューサー>田辺圭吾、明石直弓
<ラインプロデューサー>中島勇樹
<撮影>豊納正俊
<照明>小林暁
<録音>竹内久史
<装飾>佐藤希
<スタイリスト>里山拓斗
<ヘアメイク>千葉友子
<編集>武田晃
<音楽>遠藤浩二
<VFXプロデューサー>赤羽智史
<スクリプター>村松愛香
<助監督>吉田和弘
<制作担当>大熊敏之
<原作>金田一蓮十郎「ライアー×ライアー」(講談社) https://kc.kodansha.co.jp/title?code=1000005348
<主題歌>SixTONES「僕が僕じゃないみたいだ」(Sony Music Labels) https://www.sixtones.jp/discography/d006/
#ライアー×ライアー #映画 #ライアーライアー映画 #松村北斗 #森七菜 #小関裕太 #堀田真由 #七五三掛龍也 #板橋駿谷 #竹井亮介 #相田翔子 #耶雲哉治 #金田一蓮十郎

ライアー×ライアー

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  • 発売日: 2021/09/08
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【映画レビュー】「君が世界のはじまり」(2020 日本) [映画]

【映画レビュー】「君が世界のはじまり」(2020 日本)
原作者自らメガホンを取るという異例の作品。撮影や音楽も良く、世界観は伝わったが、あまりに叙情的過ぎて、ストーリー展開に盛り上がりにやや欠ける店が残念。殺人事件のシーンなども“取って付けた”感が残る。小説は未読で鑑賞したが、小説のテイストを残しながら映画化する難しさを感じさせる作品でもあった。主演の松本穂香の演技は良かったし、ブルーハーツに着目した点も、懐かしさも相まって好印象だったが、若い世代に刺さるのかは未知数。しかし“青春映画”としての完成度は高かったと思う。
<評価>★★★☆☆
<公式サイト>https://kimiseka-movie.jp/
<公式Twitter>https://twitter.com/kimiseka_movie
<公式Instagram>https://www.instagram.com/kimiseka_movie/
<監督>ふくだももこ
<脚本>向井康介
<撮影>渡邊雅紀
<照明>林大智
<録音>西正義
<整音>原川慎平
<美術監修>小坂健太郎
<衣装>宮本茉莉
<ヘアメイク>有路涼子
<編集>宮島竜治
<音楽>池永正二
<助監督>伊藤希紗
<スチール>木村和平
<挿入歌>NITRODAY(ニトロデイ)「人にやさしく」 https://spaceshowermusic.com/release/20868434/
<原作>ふくだももこ「ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら」(すばる2017年12月号掲載) http://subaru.shueisha.co.jp/backnumber/2017.html
「えん」(すばる2016年11月号掲載) http://subaru.shueisha.co.jp/backnumber/2016.html
#君が世界のはじまり #映画 #松本穂香 #ふくだももこ #向井康介 #中田青渚 #片山友希 #金子大地 #甲斐翔真 #小室ぺい #板橋駿谷 #山中崇 #正木佐和 #森下能幸 #億なつき #江口のりこ #古舘寛治 #ブルーハーツ #すばる文学賞

君が世界のはじまり

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  • 発売日: 2020/09/25
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【映画レビュー】「天外者(てんがらもん)」(2020 日本) [映画]

【映画レビュー】「天外者(てんがらもん)」(2020 日本)
幕末から新時代にかけて、日本の近代化に寄与した、大阪商工会議所・初代会頭の五代友厚の人生を描いたオリジナルストーリーによる作品。若くして亡くなった三浦春馬ばかりではなく、大河ドラマで描かれた東京商工会議所・初代会頭の渋沢栄一との対比として観賞するしてみるのも面白い。「東の渋沢・西の五代」といったところか。藩士出身だったこともあろうが、五代の手法は渋沢と比べると、かなり強引であり、その人生もドラマティック。作品のテンポも、キャストも良かったが、ストーリー展開が駆け足すぎた面が、やや残念だった印象。
<評価>★★★☆☆
<公式サイト>https://tengaramon-movie.com/
<公式Twitter>https://twitter.com/tengaramon_1211
<監督>田中光敏
<脚本>小松江里子
<製作総指揮>廣田稔
<撮影>山本浩太郎
<照明>香川一郎
<録音>松本昇和
<美術>原田哲男
<編集>川島章正
<音楽>大谷幸
<題字>紫舟
#天外者 #映画 #三浦春馬 #五代友厚 #三浦翔平 #西川貴教 #森永悠希 #森川葵 #蓮佛美沙子 #迫田孝也 #宅間孝行 #徳重聡 #榎木孝明 #筒井真理子 #内田朝陽 #八木優希 #かたせ梨乃 #六角慎司 #丸山智己 #田上晃吉 #岩崎弥太郎 #伊藤博文 #大久保利通 #島津久光 #島津斉彬 #グラバー #勝海舟 #経済 #近代日本 #歴史 #幕末

天外者

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  • 発売日: 2021/05/23
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【映画レビュー】「AWAKE(アウェイク)」(2019 日本) [映画]

【映画レビュー】「AWAKE(アウェイク)」(2019 日本)
プロ棋士の夢を断たれた青年が、大学に進学、そこでプログラミングの道に進み、AIを駆使して、かつてのライバルに対峙するという設定。「AI対人間」という二律背反の単純なストーリーではなく、そこに至るまでの人間としての経験や成長も丹念に描かれている。演出も過剰ではなく、淡々と進むものの、主演の吉沢亮らのキャストによる、冷静を装いながらも内に熱いものを秘めている演技も見どころの一つ。決して派手な作品ではないが、示唆に富む脚本も併せ、なかなかの良作だった。
<評価>★★★★☆
<公式サイト>https://awake-film.com/
<Twitter>https://twitter.com/awake_eiga2020
<公式Instagram>https://www.instagram.com/awake_eiga2020/
<監督・脚本 山田篤宏氏公式note>https://note.com/yamadaatsuhiro/
<監督・脚本>山田篤宏
<製作総指揮>木下直哉
<エグゼクティブプロデューサー>武部由実子
<プロデューサー>菅野和佳奈
<アソシエイトプロデューサー>新野安行
<撮影>今井哲郎
<照明>酒井隆英
<録音>渡辺丈彦
<美術>小坂健太郎
<装飾>櫻井啓介
<衣装>松下麗子
<ヘアメイク>小坂美由紀
<音響効果>渋谷圭介
<視覚効果>豊直康
<PC画面制作>北郷弘行
<音楽>佐藤望
<音楽プロデューサー>杉田寿宏
<演技事務>平藪明香
<制作担当>米田伸夫
<ラインプロデューサー>氏家英樹
#AWAKE #映画awake #アウェイク #映画 #AI #将棋 #吉沢亮 #若葉竜也 #落合モトキ #寛一郎 #馬場ふみか #川島潤哉 #永岡佑 #森矢カンナ #中村まこと #山田篤宏

AWAKE

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  • 発売日: 2021/03/24
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【映画レビュー】「人数の町」(2020 日本) [映画]

【映画レビュー】「人数の町」(2020 日本)
CMプランナー出身の荒木伸二氏による初の長編作品。数々のCMやMVを手掛けてきた同氏だが、その実績に縛られることなく、演出も音楽も少なめで、ストーリー展開も淡々と進む。「ディストピア」を描いた舞台設定だが、あまりにも、物語の盛り上がりが少なく、まるでノンフィクション作品のような流れのため、退屈を感じる人は多いかもしれない。しかしながら、物語の世界観は面白い試みであったと感じるし、“近い将来、現実のものとなるかも…”という印象を抱かせた。中村倫也、石橋静河、立花恵理らも好演を見せていたし、キャラ立ちしていて、良かったと思う。
<評価>★★★☆☆
<公式サイト>https://www.ninzunomachi.jp/
<公式Twitter>https://twitter.com/ninzunomachi
<監督・脚本>荒木伸二
<製作総指揮>木下直哉
<エグゼクティブプロデューサー>武部由実子
<プロデューサー>菅野和佳奈、関友彦
<撮影>四宮秀俊
<編集>長瀬万里
<音響効果>西村洋一
<音楽>渡邊琢磨
<音楽プロデューサー>緑川徹
<制作担当>山田真史
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人数の町

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  • 発売日: 2021/03/01
  • メディア: Prime Video






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