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【映画レビュー】「パーフェクト・ケア」(原題「I Care a Lot」/2020 アメリカ) [映画]

【映画レビュー】「パーフェクト・ケア」(原題「I Care a Lot」/2020 アメリカ)
法定後見人制度を悪用し、病院を介護施設ともグルとなって、判断力の鈍った多くの老人を食い物にする悪徳ビジネスをはたらく女をロザムンド・パイクがテンポ良く演じている。もちろんアメリカでの話ではあるものの、高齢化社会を迎えている日本の貧困ビジネスや振り込め詐欺にも通ずるところもあるし、日本にも悪徳後見人の存在するし、これをサポートする弁護士や社労士などの悪徳士業も跋扈している事実がある。この作品の主人公は、顧客の息子がロシアンマフィアという“地雷”を踏んでしまうが、これが海の向こうの話ではなく、いずれ、日本もこんな国になってしまう、否、すでになっているのではないかという不安もある。「サスペンスコメディ」を謳ってはいるが、とても笑えない、胸糞悪さすら残るラストシーンだった。しかしながら、それがこの作品の狙いでもあるのだろう。
<評価>★★☆☆☆
<公式サイト>https://movies.kadokawa.co.jp/perfect-care/
<公式Twitter>https://twitter.com/perfectcare_JP
<監督・>ジョナサン・ブレイクソン
<製作>テディ・シュワルツマン、ベン・スティルマン、マイケル・ハイムラー、J・ブレイクソン
<製作総指揮>ロバート・シモンズ、アダム・フォーゲルソン、ジョン・フリードバーグ、アンドレア・アジェミアン、サッシャ・グッテンシュタイン
<撮影>ダグ・エメット
<美術>マイケル・グラスリー
<衣装>デボラ・ニューホール
<編集>マーク・エカーズリー
<音楽>マーク・カンハム
#パーフェクトケア #映画 #ロザムンドパイク #ジョナサンブレイクソン #ピーターディンクレイジ #エイザゴンザレス #ダイアンウィースト #クリスメッシーナ #イザイアウィットロックJr. #ゴールデングローブ賞 #法定後見人 #悪徳 #マフィア #サスペンス #KADOKAWA

【Amazon.co.jp限定】パーフェクト・ケア(メガジャケ2枚セット付) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2022/04/22
  • メディア: DVD






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【映画レビュー】「ノイズ」(2022 日本) [映画]

【映画レビュー】「ノイズ」(2022 日本)
藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介らをはじめ、豪華なキャストの中でも、(序盤で死んでしまうが)幼女強姦殺人犯役の渡辺大知のサイコパスぶりが、まず最初の見どころ。ストーリーが進むにつれ、閉鎖的なムラ社会の不気味さが徐々に際立ってくる。愛知県の小さな島の牧歌的な風景の中に、「島のため」と語りながらも、利己的な住民たち(特に酷いのが町長)によって、糸が絡みつくように事が複雑になっていく。そして、殺人や自殺の連鎖とストーリーが展開し、平和な島だったはずが、一転、犯罪だらけの町となり、島には本土から警察が大挙してくる。最初の殺人は明らかな事故であるにも関わらず、それを隠し通そうとしたことから、島民たちの互いの信頼関係が引き裂かれ、同時に本土の住民(警察)への不信感を募らせていく様を描いている作品であり、サスペンスというより、登場人物の心理描写にフォーカスした作品といえよう。脚本の詰めが甘く、後味の悪さも残るが、それを補って余りある豪華俳優陣の演技も見どころの一つだ。
<評価>★★★☆☆
<公式サイト>https://wwws.warnerbros.co.jp/noisemoviejp/
<公式Twitter>https://twitter.com/noise_movie
<監督>廣木隆一
<脚本>片岡翔
<企画>北島直明
<プロデューサー>北島直明、里吉優也
<製作>沢桂一、堀義貴、池田宏之、菊川雄士、藤本鈴子、森田圭、弓矢政法、松橋真三、田中祐介
<エグゼクティブプロデューサー>伊藤響
<ラインプロデューサー>榊田茂樹
<撮影>鍋島淳裕
<照明>かげつよし
<録音>深田晃
<美術>丸尾和行
<装飾>吉村昌悟
<スタイリスト>浜井貴子
<ヘアメイク>永江三千子
<VFXプロデューサー>赤羽智史
<編集>野本稔
<音楽>大友良英
<助監督>吉村昌晃
<スクリプター>沖宏美
<キャスティング>緒方慶子
<制作担当>小沼秀剛、宮下直也
<原作>筒井哲也「ノイズ」(集英社) http://grandjump.shueisha.co.jp/manga/noise.html
#ノイズ #映画 #映画ノイズ #廣木隆一 #筒井哲也 #藤原竜也 #松山ケンイチ #神木隆之介 #黒木華 #伊藤歩 #渡辺大知 #寺島進 #余貴美子 #柄本明 #永瀬正敏 #酒向芳 #迫田孝也 #鶴田真由 #波岡一喜 #菜葉菜 #大石吾朗 #諏訪太朗 #飯島莉央 #丸山真亜弥 #サスペンス

ノイズ

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  • 発売日: 2022/06/15
  • メディア: Prime Video






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【映画レビュー】「さがす」(2022 日本) [映画]

【映画レビュー】「さがす」(2022 日本)
ポン・ジュノ監督にとって日本人唯一の弟子でもある片山慎三監督が脚本から手掛けた作品。監督デビュー作の「岬の兄妹」や、助監督を務めた「TOKYO!」や「苦役列車」もそうであったように、作風は重苦しい。一方で、「僕たちのアフタースクール」や「全裸監督」も手掛けているように、吹き出しの多い映画人という印象だ。佐藤二朗演じる父・智が懸賞金のかかった指名手配感を「さがす」ために姿を消し、その父を「さがす」娘、そして、次なる獲物を「さがす」連続殺人犯がストーリーの中心だが、実際の主人公は、佐藤二朗も顔負けの演技を見せた娘役の伊東蒼だろう。脚本もよく練られており、まるで昭和の時代のまま時間が止まってしまったような、大阪のドヤ街も無法地帯ぶりも細かく表現されている。快楽殺人ともいえる自殺幇助を続ける犯人役の清水尋也のサイコパスさも戦慄を感じさせるくらいであり、重いテーマを上手に中和してくれる、ほっこりしたラストシーンも印象的な作品だ。
<評価>★★★★☆
<公式サイト>https://sagasu-movie.asmik-ace.co.jp/
<公式Twitter>https://twitter.com/sagasu_movie
<公式note>https://note.com/sagasu_movie/
<監督・脚本>片山慎三
<共同脚本>小寺和久、高田亮
<エグゼクティブプロデューサー>豊島雅郎、仲田桂祐、土川勉
<プロデューサー>井手陽子、山野晃、原田耕治
<ラインプロデューサー>和田大輔
<撮影>池田直矢
<録音>秋元大輔
<装飾>松塚隆史
<衣装>百井豊
<ヘアメイク>宮本奈々
<カラリスト>大西悠斗
<音響効果>井上奈津子
<編集>片岡葉寿紀
<音楽>高位妃楊子
<音楽プロデューサー>安井輝
<助監督>相良健一
<キャスティング>田坂公章
<スケジュール>山田卓司
<制作担当>姫田伸也
<宣伝プロデューサー>中島航
<製作協力>埼玉県、SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ
<制作協賛>CRG
<制作プロダクション>レスパスビジョン
<制作協力>レスパスフィルム
<製作幹事・制作・配給>アスミック・エース
#さがす #映画 #片山慎三 #佐藤二朗 #伊東蒼 #清水尋也 #森田望智 #石井正太朗 #松岡依都美 #成嶋瞳子 #品川徹 #果凛島 #西成 #釜山国際映画祭

さがす

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  • 発売日: 2022/08/03
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【映画レビュー】「茜色に焼かれる」(2021 日本) [映画]

【映画レビュー】「茜色に焼かれる」(2021 日本)
誰がどう見ても東池袋の自動車暴走事故と、それに伴う加害者家族の不誠実な対応と上級国民批判から着想を得たとしか思えない舞台設定。「加害者側からの謝罪がないから」という理由で賠償金の受け取りを拒み、その上、コロナ禍で職を失い、風俗で働くという不幸の連鎖を並べ立てた設定には「?」と感じなくもない。その上、「ピンサロ(従業員だけではなく、客も含めて)=最下層」というデフォルト設定や、意味の分からない学校でのイジメ、そして放火のシーンなど、テーマを詰め込み過ぎた感がある。この世の理不尽を突き詰めたかった製作側の意図は理解できるが、救いようのないストーリーを延々と見ていると、まるで現実とオーバーラップし、暗澹とした気持ちにさせられる作品だった。
<評価>★★☆☆☆
<公式サイト>https://akaneiro-movie.com/
<公式Twitter>https://twitter.com/akaneiro_movie
<監督・脚本・編集>石井裕也
<製作>五老剛、竹内力
<ゼネラルプロデューサー>河村光庸
<エグゼクティブプロデューサー>飯田雅裕
<プロデューサー>永井拓郎、神保友香
<共同プロデューサー>中島裕作、徳原重之、長井龍
<主題歌>GOING UNDER GROUND「ハートビート」(Victor Entertainment) https://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A015814/VIAL-60006.html
#茜色に焼かれる #映画 #石井裕也 #尾野真千子 #和田庵 #片山友希 #オダギリジョー #永瀬正敏 #大塚ヒロタ #芹澤興人 #前田亜季 #笠原秀幸 #鶴見辰吾 #嶋田久作 #泉澤祐希 #前田勝 #コージ・トクダ #GOING UNDER GROUND #フィルムランド #朝日新聞 #スターサンズ

茜色に焼かれる

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  • 発売日: 2022/01/07
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【映画レビュー】「ゾッキ」(2020 日本) [映画]

【映画レビュー】「ゾッキ」(2020 日本)
竹中直人、山田孝之、齊藤工によるオムニバス作品かと思えば、それぞれが絶妙に繋がっているいるという不思議な世界観の作品。マンガを原作とした脚本の妙だけではなく、キャストも豪華で見応えがある。シュールなお笑いシーンが満載で、いつの間にかストーリーに引き込まれる感覚。蒲郡というそれなりの規模の都市が舞台だが、そこかしこに“田舎あるある”のエピソードや下ネタ、下世話な小ネタも詰め込まれており、思わずクスッとさせられる。それぞれの監督がどのパートを担当したのかはエンドロールまで分からないが、全く違和感なく、一つの作品として成立している。これは3人の監督のみならず、脚本の力によるものだろう。いかにも低予算作品といった印象だが、アイデアと脚本、そしてキャストの技量で、これだけの作品が出来るところに邦画の良さがあると感じた。
<評価>★★★★☆
<公式サイト>https://zokki.jp/
<公式Facebook>https://www.facebook.com/zokki.movie
<公式Twitter>https://twitter.com/zokki_movie
<公式Instagram>https://www.instagram.com/zokki_movie/
<監督>竹中直人、山田孝之、齊藤工
<脚本>倉持裕
<企画>竹中直人
<プロデューサー>伊藤主税、山田孝之、川端基夫、川原伸一
<音楽監督>Chara
<原作>大橋裕之「ゾッキA」「ゾッキB」(カンゼン社) https://www.kanzen.jp/book/b286295.html
<主題歌>Chara feat. HIMI「私を離さないで」(ponycanyon) https://www.ponycanyon.co.jp/music/PCCR000000706
<蒲郡市観光協会公式サイト「ロケ地マップ」>https://www.gamagori.jp/special/loc_zokki#:~:text=%E3%80%8C%E3%82%BE%E3%83%83%E3%82%AD%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E5%8F%A4%E6%9C%AC,%E3%81%AB%E6%8F%8F%E3%81%8D%E5%87%BA%E3%81%97%E3%81%9F%E6%9C%AC%E4%BD%9C%E3%80%82
#ゾッキ #映画 #竹中直人 #山田孝之 #齊藤工 #松田龍平 #大橋裕之 #倉持裕 #國村隼 #吉岡里帆 #鈴木福 #満島真之介 #柳ゆり菜 #南沙良 #安藤政信 #ピエール瀧 #森優作 #九条ジョー #木竜麻生 #倖田來未 #竹原ピストル #潤浩 #松井玲奈 #渡辺佑太朗 #石坂浩二 #板垣李光人 #オムニバス #蒲郡 #カンゼン #Chara #佐藤緋美 #HIMI

ゾッキA 大橋裕之 幻の初期作品集

ゾッキA 大橋裕之 幻の初期作品集

  • 作者: 大橋 裕之
  • 出版社/メーカー: カンゼン
  • 発売日: 2017/10/27
  • メディア: Kindle版






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【映画レビュー】「前科者」(2022 日本) [映画]

【映画レビュー】「前科者」(2022 日本)
WOWOWのドラマ版の“その後”を描いた作品。自身のトラウマから保護司となった主人句を演じる有村架純の好演はもちろんのこと、殺人に罪を犯し、保護観察対象者の身である森田剛と、その弟であり、警官殺しを皮切りに、さまざまな殺人を犯す若葉竜也の演技が秀逸。この兄弟が抱える過去のトラウマや、社会から虐げられる現実をリアルに描いている。親を殺された時の何もしてくれなかった警官、虐待された児童養護施設の職員などに次々と復讐していき、いつしか有村架純演じる佳代をも巻き込んでいく…。保護司は国家公務員の身分にありながら無給、要はボランティアだ。現実にそうした仕事が存在し、仮釈放の前科者に手を焼きながらも更生に導いている人がいる。そうした人にスポットライトをが当たることはないが、仮釈放のあり方や更生の難しさ、そして保護司という仕事はどうあるべきなのか…。さまざまな示唆に富む作品だ。
<評価>★★★★☆
<公式サイト>https://zenkamono-movie.jp/
<公式Twitter>https://twitter.com/zenkamono_jp
<公式Facebook>https://www.facebook.com/zenkamono.official
<監督・脚本>岸善幸
<製作>石垣裕之、鳥羽乾二郎、藤本鈴子、富田朋子、久保雅一、鈴木貴幸
<エグゼクティブプロデューサー>白戸洋行、福家康孝
<プロデューサー>加茂義隆、西村信次郎、杉田浩光、菅原康洋、渡辺誠
<共同プロデューサー>岡本順哉、井口正俊
<ラインプロデューサー>塚村悦郎
<撮影>夏海光造
<照明>高坂俊秀
<DIT/Digital Imaging Technician(デジタル・イメージング・テクニシャン)>鈴木裕
<録音>森英司
<美術>林チナ
<衣装>宮本まさ江、村田野恵、加藤愛美
<装飾>佐原敦史
<小道具>守塚美穂
<ヘアメイク>楮山理恵
<特殊メイク>百武朋
<ヘアメイクアドバイザー>小沼みどり
<音響効果>大塚智子
<編集>岸善幸
<音楽>岩代太郎
<助監督>松尾崇
<キャスティング>おおずさわこ
<制作担当>宮森隆介
<原作>香川まさひと、月島冬二「前科者」(小学館) https://bigcomicbros.net/work/6394/
#前科者 #映画 #岸善幸 #香川まさひと #月島冬二 #有村架純 #森田剛 #磯村勇斗 #若葉竜也 #マキタスポーツ #石橋静河 #北村有起哉 #宇野祥平 #リリー・フランキー #木村多江 #保護司 #日活 #WOWOW

前科者

前科者

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  • 発売日: 2022/06/01
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【映画レビュー】「君が落とした青空」(2022 日本) [映画]

【映画レビュー】「君が落とした青空」(2022 日本)
タイムループものの作品は、とかく冗長になりがちだが、同作は93分とコンパクトな作品だ。おそらく、若者にターゲッティングした作品であるからだろうと推測されるが、ストーリー展開が急すぎて、心理描写まで描き切っていない。何度もタイムループし、恋人の死を阻止しようとする主人公だが、終いには“これは夢でした”というオチには、ガックリさせられた。福本莉子や松田元太が自然体の高校生を好演していただけに、もったいないと感じた。映画よりも、サブスク向けのドラマに適した題材といえよう。原作がケータイ小説であるならば、ストーリー自体に、映画化するほどの深みを求める方が酷であることを示してしまった感がある。
<評価>★☆☆☆☆
<公式サイト>https://happinet-phantom.com/kimiao/
<公式Twitter>https://twitter.com/kimiao_movie
<公式Instagram>https://www.instagram.com/kimiao_movie/
<公式TikTok>https://www.tiktok.com/@kimiao_movie?sender_device=mobile&sender_web_id=&is_from_webapp=v2&is_copy_url=0
<監督>Yuki Saito
<脚本>鹿目けい子
<製作>小西啓介、鷲見貴彦、菊地修一、 奥村景二、相馬信之
<企画プロデュース>大畑利久
<プロデューサー>木村綾乃
<共同プロデューサー>高石明彦
<アソシエントプロデューサー>木村麻紀
<撮影>花村也寸志
<照明>志村昭裕
<録音>久連石由文
<美術>小林蘭
<装飾>小林宙央
<衣装>佐久間美緒
<ヘアメイク>細野裕之
<音響効果>松浦大樹
<編集>古川達馬
<音楽>富貴晴美
<VFXスーパーバイザー>古橋由衣
<スクリプター>古保美友紀
<助監督>牧野将
<制作担当>
真保利基
<原作>櫻いいよ「君が落とした青空」 https://bunko.sumikko.info/item-select/4813780318
<主題歌 >まふまふ「栞」(A-Sketch) https://www.a-sketch.com/discography/%e6%a0%9e/
#君が落とした青空 #映画 #YukiSaito #櫻いいよ #鹿目けい子 #福本莉子 #松田元太 #TravisJapan #ジャニーズJr #板垣瑞生 #横田真悠 #莉子 #矢柴俊博 #松本若菜 #まふまふ #きみあお #あおキュン

君が落とした青空

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  • 発売日: 2022/08/02
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【映画レビュー】「老後の資金がありません!」(2021 日本) [映画]

【映画レビュー】「老後の資金がありません!」(2021 日本)
天海祐希のコメディエンヌぶりもさることながら、草笛光子のワガママ姑ぶりや、松重豊の煮え切らない夫ぶりもいい味を出している。「老後資金2000万円問題」が騒がれる中、重くなりなりがちなテーマだが、テンポ良く、次々と“不幸”が起こり、コメディタッチに見せてくれる。お金が原因で崩れていく親戚関係もリアル。そして、最後にはお金にという概念に縛られない生き方を模索していく。団塊世代、バブル世代、そしてZ世代の価値観の微妙なズレが、そこはかとなく、かつ現実的な笑いを生み出している。実際問題、老後のための貯蓄をしている人がどれだけいるのかは分からないが、明日、どうなるかも分からない世の中、若いうちからお金に縛られて生きることのくだらなさへのアンチテーゼとも取れる作品だ。
<評価>★★★★☆
<公式サイト>https://rougo-noshikin.jp/index.html
<公式Twitter>https://twitter.com/rougo_noshikin
<公式Facebook>https://www.facebook.com/rougonoshikin/
<公式TikTok>https://www.tiktok.com/@rougo_noshikin
<監督>前田哲
<脚本>斉藤ひろし
<企画プロデュース>平野隆
<プロデューサー>岡田有正、下田淳行
<共同プロデューサー>大脇拓郎、原公男
<ラインプロデューサー>及川義幸
<音楽プロデューサー>溝口大悟
<撮影>佐光朗
<照明>加瀬弘行
<録音>加藤大和
<美術>露木恵美子
<装飾>松葉明子、布部雅人
<編集>高橋幸一
<音楽>富貴晴美
<助監督>佐伯竜一
<VFXスーパーバイザー>浅野秀二
<スクリプター>杉本友美
<演技事務>松浦朋子
<制作担当>熊谷悠
<原作>垣谷美雨「老後の資金がありません」(中公文庫) https://www.chuko.co.jp/bunko/2018/03/206557.html
<主題歌>氷川きよし「Happy!」(日本コロムビア) https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COKM-43460.html
#老後の資金がありません #映画 #垣谷美雨 #前田哲 #氷川きよし #天海祐希 #松重豊 #新川優愛 #瀬戸利樹 #三谷幸喜 #草笛光子 #加藤諒 #柴田理恵 #石井正則 #若村麻由美 #友近 #クリス松村 #高橋メアリージュン #佐々木健介 #北斗晶 #荻原博子 #竜雷太 #藤田弓子 #哀川翔 #毒蝮三太夫 #伊地知大樹 #小澤慎一朗 #真栄田賢 #内間政成

老後の資金がありません!

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  • 発売日: 2022/04/08
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【映画レビュー】「梅切らぬバカ」(2021 日本) [映画]

【映画レビュー】「梅切らぬバカ」(2021 日本)
知的障害者を演じる塚地武雅の演技が圧巻もの、それを支えす母役の加賀まりこの優しい演技も素晴らしい。知的障害者のグループホームが迷惑施設として描かれているのもリアルだ。しかしながら、結果として、問題を起こしたことが原因でグループホームを離れ、実家に帰ってくるという結末には、結局のところ、何も解決していないというモヤモヤ感が残る。よって、この映画によって、何を訴えたかったのか、社会にどんな問題が存在し、それを解決するにはどうしたらいいのか…というテーマに対して逃げているような印象を受ける。「知的障害者を排除せず、地域社会で見守りましょう」といったメッセージだけでは、心を動かされることはない。問題点だけを提示して「あとは自分で考えて下さい」という単なる啓蒙映画のよう作品だった。
<評価>★★☆☆☆
<公式サイト>https://happinet-phantom.com/umekiranubaka/
<公式Twitter>https://twitter.com/umekiranubaka
<監督・脚本>和島香太郎
<製作代表>松谷孝征
<エグゼクティブプロデューサー>市井三衛、槙田寿文、小西啓介
<プロデューサー>本間英行、根津勝、矢島孝、深澤宏
<共同プロデューサー>杉本雄介
<撮影>沖村志宏
<照明>土山正人
<録音>猪股正幸
<装飾>高橋光
<編集>杉本博史
<音楽>石川ハルミツ
<音楽プロデューサー>木村学
<音響効果>勝亦さくら
<ミュージックエディター>大森力也
<記録>工藤みずほ
<助監督>富澤昭文
<制作担当>村山大輔
<制作主任>入交祥子
<ラインプロデューサー>岩田均
#梅切らぬバカ #映画 #和島香太郎 #自閉症 #知的障害 #加賀まりこ&#塚地武雅 #渡辺いっけい #森口瑤子 #斎藤汰鷹 #林家正蔵 #高島礼子 #徳井優 #広岡由里子 #北山雅康 #真魚 #木下あかり #鶴田忍 #永嶋柊吾 #大地泰仁 #渡辺穣 #三浦景虎 #吉田久美 #辻本みず希

梅切らぬバカ

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  • 発売日: 2022/05/11
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【映画レビュー】「総理の夫」(2021 日本) [映画]

【映画レビュー】「総理の夫」(2021 日本)
史上初の女性総理役の中谷美紀の凛としたカリスマ的存在感も素晴らしいが、それを引き立てているのが、真面目だが、どこか抜けている三枚目の夫役を演じている田中圭と、すぐにキレる首相広報官役の貫地谷しほりらの主要キャストだ。原田マハによる原作にも、現代日本への皮肉がタップリと込められており、それをコメディタッチに昇華させることに成功している。例え、この先、この国において女性首相が誕生するとして、その時にどのようなことが起きるのかを、先見的に描いているようでもある。ストーリー展開のテンポも良く、飽きさせない作品に仕上がっている。
<評価>★★★★☆
<公式サイト>https://www.toei.co.jp/movie/details/1222406_951.html
<監督>河合勇人
<脚本>松田沙也、杉原憲明
<エグゼクティブプロデューサー>福家康孝、柳迫成彦、三輪祐見子
<企画・プロデュース>谷戸豊、橋本恵一
<プロデューサー>山本章
<共同プロデューサー>小久保聡、大森氏勝
<キャスティングプロデューサー>福岡康裕
<撮影>木村信也
<照明>石黒靖浩
<録音>日下部雅也
<美術>黒瀧きみえ
<衣装>遠藤良樹
<ヘアメイク>百瀬広美
<装飾>鈴村高正
<編集>瀧田隆一
<音楽>富貴晴美
<選曲>長澤佑樹
<音響効果>松井謙典
<VFXスーパーバイザー>赤羽智史
<助監督>木ノ本豪
<スクリプター>杉本友美
<制作担当>赤間俊秀
<主題歌>miwa「アイヲトウ」(SONY MUSIC) https://www.sonymusic.co.jp/artist/miwa/discography/SRCL-11896
<原作>原田マハ「総理の夫 First Gentleman」(実業之日本社) https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-55318-4
#総理の夫 #映画 #河合勇人 #原田マハ #田中圭 #中谷美紀 #貫地谷しほり #工藤阿須加 #松井愛莉 #木下ほうか #長田成哉 #関口まなと #米本学仁 #国広富之 #寺田農 #片岡愛之助 #嶋田久作 #余貴美子 #岸部一徳 #miwa

総理の夫

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  • 発売日: 2022/04/23
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