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【映画レビュー】「劇場版 ねこ物件」(2022 日本) [映画]

【映画レビュー】「劇場版 ねこ物件」(2022 日本)
 テレビドラマ版はキー局ではなく、いわゆる“独立系”の局で放送されたが故、自分も含め、ドラマ版から見ている人は少なかったと思われる。そもそも、大テレビ局のバックもなく、劇場版が製作されたこと自体、“奇跡”に近いといえる。
 猫を中心に据えたシェアハウス「二星ハイツ」を営んでいた優斗(古川雄輝)は、両親も祖父も他界し、天涯孤独の身であるが、生き別れの弟がいることを聞かされる。
 一度は、シェアハウスに住んでいたメンバーは、それぞれの道に巣立っていったが、再び集結し、物件を担当する不動産屋の社員・有美(長井短)の協力もあり、優斗と一緒に住む住人探しと、優斗の弟探しにも協力する。
 入居人を選抜する面接の末、弟と同じ癖を持つ加納直人(金子隼也)という青年をハイツに受け入れるのだが…。
 ストーリーとしては、劇的な展開があるわけでもなく、弟探しも中途半端な締め方で終わるが、逆に、白黒つけない方が余韻が残る…そんな作品だ。
 主演の古川雄輝は日本のみならず、中国でも人気がある期待の大きい俳優で、共演の細田佳央太は、いまや大河ドラマ俳優だ。中でも存在感を示していたのはおせっかいな不動産屋を演じた長井短だ。
 シェアハウスを中心に、各人の思惑が交錯するが、悪人が一人も出てこない点で、ほのぼのとできる一作だ。
 「人は人を騙せても、猫は人を見抜く」という優斗のセリフが、この作品の全てではないだろうか。
<評価>★★★☆☆
<公式サイト>https://neko-bukken-movie.com/
<公式X(旧Twitter)>https://twitter.com/neko_bukken
<公式Instagram>https://www.instagram.com/neko.bukken/
<公式TikTok>https://www.tiktok.com/@neko_bukken
<監督・脚本>綾部真弥
<製作総指揮>吉田尚剛
<企画>永森裕二
<プロデューサー>岩淵規
<撮影>小島悠介
<照明>西野龍太郎
<録音>井家眞紀夫
<美術>齋藤卓
<衣装>小磯和代
<ヘアメイク>遠藤一明
<小道具>中道健太
<フードスタイリスト>松井あゆこ
<動物トレーナー>菊田秀逸
<編集>岩切裕一
<グレーディング>水沼一騎
<オンライン編集>新井淳一
<効果整音・MAミキサー>長部彰
<ポストプロデスク>高井麻喜
<ポストプロマネージャー>植村真紀
<音楽>沢田ヒロユキ、ペイズリィ8
<助監督>金子功
<制作担当>田山雅也
<主題歌>SPiCYSOL「Bell」(Warner Music Japan) https://wmg.jp/spicysol/discography/25946/
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