【映画レビュー】「プロミシング・ヤング・ウーマン」(原題「Promising Young Woman」/2020 アメリカ・イギリス)

【映画レビュー】「プロミシング・ヤング・ウーマン」(原題「Promising Young Woman」/2020 アメリカ・イギリス)
大学時代の親友がレイプされた末、自殺に追い込まれる。主人公の女性は、医師の夢を絶ち、大学を中退。夜な夜なバーで酔ったフリをして、迫ってきた男たちを成敗することを生きがいにしている。そんな中、親友を助けなかった周囲の男たちや告発を受けた大学教授、弁護士などを見つけ、次々に復讐していく。終いには自分が死ぬことによって、復讐劇が完結される。その様がサイコパスすぎて、また、映像がポップだったりして、本来のテーマであるハズのフェミニズム思想であったり、お酒が入った上でのレイプ問題などへの問題提起がボヤけてしまっているようにも感じる。この場合、「男＝悪」という勧善懲悪劇として描かれているが、それが、ラストシーンの逮捕劇によって、全てが解決したのか…という疑問も残る。死んだ親友の復讐のために、自分まで死ぬ必要があったのか…。そうした根本的な部分でモヤモヤの残るストーリーであった。
＜評価＞★★☆☆☆
＜公式Twitter＞https://twitter.com/pywjapan
＜公式Instagram＞https://www.instagram.com/pywjapan2021/
＜監督・脚本＞エメラルド・フェネル
＜製作＞マーゴット・ロビー、ジョージー・マクナマラ、トム・アカーリー、ベン・ブラウニング、アシュリー・フォックス、エメラルド・フェネル
＜製作総指揮＞キャリー・マリガン、グレン・バスナー、アリソン・コーエン、ミラン・ポペルカ
＜撮影＞ベンジャミン・クラカン
＜美術＞マイケル・Ｔ・ペリー
＜衣装＞ナンシー・スタイナー
＜編集＞フレデリック・トラバル
＜音楽＞アンソニー・ウィリス
＜音楽監修＞スーザン・ジェイコブス
＜インターネット・ムービー・データベース＞https://www.imdb.com/title/tt9620292/
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プロミシング・ヤング・ウーマン (字幕版)

• 出版社/メーカー:
• 発売日: 2022/07/07
• メディア: Prime Video

プロミシング・ヤング・ウーマン [ ボー・バーナム ]

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• 価格: 1,100 円

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