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【映画レビュー】「そして、バトンは渡された」(2021 日本) [映画]

【映画レビュー】「そして、バトンは渡された」(2021 日本)
本屋大賞も受賞したほどであるから原作のせいではないだろう。永野芽郁や石原さとみをはじめとする豪華すぎるともいえるキャスト陣も、それぞれ好演している。にも関わらず、あまりにもストーリー展開に“安っぽさ”を感じざるを得ないのである。「苗字がコロコロ変わる子ども=不幸」というデフォルト設定と、感動の押し売りがあまりに安直であり、何よりも、伏線を張ることに前半3分の2を費やし、後半3分の1でそれらを回収していくという展開が退屈この上ない。ラストシーンもどんでん返しを狙いすぎて、逆に白けさせるものだった。テレビ局が映画を作るとこうなるという、典型的な失敗作といえる。
<評価>★☆☆☆☆
<公式サイト>https://wwws.warnerbros.co.jp/soshitebaton-movie/
<公式Twitter>https://twitter.com/baton_movie
<公式Instagram>https://www.instagram.com/yuko_baton_movie/
<監督>前田哲
<脚本>橋本裕志
<製作>高橋雅美、池田宏之、沢桂一、堀義貴、中部嘉人、高津英泰、弓矢政法、渡辺章仁、細野義朗
<工グゼクティブプロデューサー>下枝奨、伊藤響、菅井敦
<プロデューサー>田口生己、飯沼伸之、白石裕菜
<アソシ工イトプロデューサー>古林茉莉
<撮影>山本英夫
<照明>小野晃
<音響>白取貢
<美術>倉本愛子
<装飾>西尾共未
<衣装>宮本茉莉
<へアメイク>百瀬広美
<音響効果>北田雅也
<編集>高橋幸一
<音楽>富貴晴美
<音楽プロデューサー>千陽崇之
<助監督>山下久義
<記録>井手希美
<VFXスーパーバイザー>諸星勲
<キャスティング>田端利江、山下葉子
<ラインプロデューサー>伊藤学
<制作担当>白石治
<原作>瀬尾まいこ「そして、バトンは渡された」(文藝春秋社刊) https://books.bunshun.jp/sp/soshite-baton
<インスパイアソング>SHE'S「Chained」(UNIVERSAL MUSIC) https://www.universal-music.co.jp/she-s/products/tyct-60180/
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そして、バトンは渡された

そして、バトンは渡された

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2021/10/19
  • メディア: 単行本






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