【ドラマレビュー】「ドラマWスペシャル「あんのリリック―桜木杏、俳句はじめてみました―」」(2021 WOWOW) [ドラマ]
【ドラマレビュー】「ドラマWスペシャル「あんのリリック―桜木杏、俳句はじめてみました―」」(2021 WOWOW)
「俳句とラップの融合」という、古くも新しいメインテーマが何より面白い視点。“言葉遊び”に興じていたのは、時代も洋の東西も超えていた事を教えてくれる。木杏(広瀬すず)が、陰キャから、才能を発揮していく過程で、ネット配信でバズったり、掲示板で誹謗中傷を浴びせられたりするのも、現在の時代背景を映し出しており、スッと感情移入できた。恋愛ドラマ的要素は、あくまで味付け程度で、「言葉の面白さ」を伝えたい原作の思いも反映されていたと感じる。「映像と写真と同じように、言葉にも“フレーム”がある」という連城昴(宮沢氷魚)の台詞に代表されるように、言葉(話し言葉も書き言葉もすべて含めて)の奥深さを物語る作品だった。
<評価>★★★★☆
<公式サイト>https://www.wowow.co.jp/drama/original/anlyric/
<ドラマWスペシャル「あんのリリック―桜木杏、俳句はじめてみました―」プロモーション映像(WOWOW公式YOUTUBE)>https://www.youtube.com/watch?v=Ttozh43KNjE
「俳句とラップの融合」という、古くも新しいメインテーマが何より面白い視点。“言葉遊び”に興じていたのは、時代も洋の東西も超えていた事を教えてくれる。木杏(広瀬すず)が、陰キャから、才能を発揮していく過程で、ネット配信でバズったり、掲示板で誹謗中傷を浴びせられたりするのも、現在の時代背景を映し出しており、スッと感情移入できた。恋愛ドラマ的要素は、あくまで味付け程度で、「言葉の面白さ」を伝えたい原作の思いも反映されていたと感じる。「映像と写真と同じように、言葉にも“フレーム”がある」という連城昴(宮沢氷魚)の台詞に代表されるように、言葉(話し言葉も書き言葉もすべて含めて)の奥深さを物語る作品だった。
<評価>★★★★☆
<公式サイト>https://www.wowow.co.jp/drama/original/anlyric/
<ドラマWスペシャル「あんのリリック―桜木杏、俳句はじめてみました―」プロモーション映像(WOWOW公式YOUTUBE)>https://www.youtube.com/watch?v=Ttozh43KNjE
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